「樹脂製マイクロニードルパッチ」を開発
多点で程よい刺激を与え、鍼よりも使いやすくリンテックはこのたび、皮膚に貼付することで程よい刺激を与える「樹脂製マイクロニードルパッチ」を、帝京平成大学と共同で開発しました。微細な樹脂製ニードルを複数配置した独自設計の構造を採用しており、今後、効用のさらなる評価・検証および改良研究を進めていきます。
(注) 構造設計について特許出願中

マイクロニードルパッチのサンプル

マイクロニードルの顕微鏡拡大写真

マイクロニードルパッチの貼付イメージ
多点で刺激を与える、新発想の樹脂製パッチ
当社は2022年に次世代技術革新室を組織し、粘着製品や特殊紙といった既存事業の枠にとらわれず、中・長期的な視点で新たな製品・事業の創出に取り組んでいます。その一環として、「マイクロニードル」と呼ばれる微細な針に関する技術開発を進めてきましたが、今回、鍼灸など東洋医学の研究を行う帝京平成大学 東洋医学研究所と連携し、皮膚に貼ることで程よい刺激を与える微細な突起物を形成した「樹脂製マイクロニードルパッチ」を開発しました。
従来の金属製の鍼と異なり、しなやかで折れにくい性質を持った、長さ1mm未満の樹脂製マイクロニードルを円形のパッチに数十本配列。深く肌に刺すようなことはなく、多点で程よい刺激を与えることができます。医療用途でも用いられている生体安全性の高い樹脂素材を使用しており、金属アレルギーの方も安心して使用可能です。
貼るだけで局所的な血流量増加を確認
帝京平成大学を中心とする研究グループにおいて実施された、成人男性16人を対象とした試験では、樹脂製マイクロニードルパッチを皮膚に貼付した際、局所的な血流量の増加が確認されました。この研究成果は、全日本鍼灸学会学術大会でも発表されており、こうした血流増加の効果は、筋肉の張りや凝り、炎症などの早期改善につながることが期待されます。将来的に鍼灸院などでの治療のほか、在宅医療の場面などでもこのパッチが活用されることを目指していきます。
当社は今後も、外部の研究機関などと連携し、ヘルスケア分野を含むさまざまな領域で技術開発を進め、研究成果の社会実装に取り組んでいきます。
開発品に関するお問い合わせ
開発品に関するお問い合わせは、入力フォームからご連絡ください。
フォームからのお問い合わせ
リンテック株式会社 事業統括本部 次世代技術革新室
〒112-0002 東京都文京区小石川1-1-1 文京ガーデン ゲートタワー8F
ニュースリリースに関するお問い合わせ
リリース内容に関する報道関係の方からのお問い合わせは、下記までご連絡ください。
電話・FAXでのお問い合わせ
〒173-0001 東京都板橋区本町23-23
- TEL.03-5248-7741
- FAX.03-5248-7754