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経営方針
経営計画
2024年5月
当社グループは、2030年3月期を最終年度とする長期ビジョンおよびその実現に向けた最初の3か年の中期経営計画を策定し、2022年3月期からスタートしました。
当社グループが持続的な成長を遂げていくために、2030年のあるべき姿を明確なビジョンとして掲げ、その実現に向けたマイルストーンとして3か年ごとの中期経営計画を策定・推進していくこととしました。
事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献することを長期ビジョンの基本姿勢とし、サステナブルな視点で各重点テーマに対して積極的に取り組んでまいります。
長期ビジョン「LSV 2030」 重点テーマ
表は横にスライドして御覧いただけます。
1.社会的課題の解決 |
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2.イノベーションによる企業体質の強靭化 |
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3.持続的成長に向けた新製品・新事業の創出 |
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2030年3月期 財務指標
中期経営計画 「LSV 2030 - Stage2」(2024年4月~2027年3月)
2027年3月期(最終年度)経営目標
長期ビジョンの重点テーマに沿った主な活動
1. 社会的課題の解決(環境)
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脱炭素社会の実現への貢献 - CO2排出量の削減目標変更
(当初目標2030年 2013年度比50%以上)
⇒ Stage 1 実績51%
Stage 2 目標67%以上 / Stage 3 目標75%以上
循環型社会の実現への貢献 - 環境配慮製品の拡充
- 粘着剤、剥離剤の無溶剤化のさらなる推進
- 剥離紙リサイクルシステムの実運用
PRTR法への対応 - VOC(揮発性有機化合物)の大気排出抑制(2030年までにゼロ)
トルエン、キシレンなどの有機溶剤の取扱量削減および
溶剤処理装置による大気排出量のさらなる削減
⇒ 低濃度溶剤ガス濃縮装置など処理効率の高い設備の導入
⇒ 剥離剤処方や粘着剤の無溶剤化による取扱量の削減
生物多様性の保全への貢献 - 国内外拠点での植樹活動や海岸などの清掃活動を継続実施
- 熊谷工場での「森づくり」のための植樹・植栽などの推進
- CO2排出量の削減目標変更
1. 社会的課題の解決(社会)
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人権の尊重 - 人権やハラスメントに関する従業員のさらなる意識向上に努める
- サプライヤーへのアンケートおよび監査の充実・実施
- 従業員サーベイの継続、改善活動の実施
ステークホルダーへの
情報開示と
コミュニケーション強化- サステナビリティ経営に関する情報開示
⇒ サステナビリティレポートや統合報告書のさらなる充実
働き方改革の推進 - 社員のモチベーション向上に向けた組織改善・職場環境改善
- 人材の多様性確保
⇒ 障害者のサポート担当者を設けた各事業所での障がい者の雇用促進など
⇒ 海外サクセッションプランを通じた外国人人材の育成
⇒ 女性のためのキャリアアップ研修の充実・実施 - 65歳定年制の国内グループ会社への展開
品質・お客様第一主義の徹底 - 「品質」「環境」「安全」を基本とした製品開発・製造・販売に努め、あらゆるステークホルダーから信頼される事業活動の徹底
- 行動指針に「お客様のニーズを先取りした他社の先を行く製品開発とサービスの提供」を掲げ、グループ全社員に周知徹底
1. 社会的課題の解決(ガバナンス)
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コーポレートガバナンスの
強化- コーポレートガバナンス・コードの各原則に基づく開示
- グループガバナンスにおける重要事項の申請・決裁と報告の適切な運用
取締役会の実効性のさらなる
向上- 取締役会実効性評価(PDCA)を通じた経営のさらなる高度化
- 指名・報酬委員会への諮問を通じた経営の客観性・透明性向上
- 取締役・執行役員へのトレーニングの実施
適切な情報開示と透明性の
確保- ESGに関連した各種評価機関・各種調査に対する情報開示
- サステナビリティ経営に関する情報開示の充実
⇒ 株主総会招集通知、有価証券報告書、コーポレートガバナンス報告書、サステナビリティサイトやIRサイトなどでの開示
株主・投資家との建設的な
対話- 積極的な株主との対話やIR活動の推進
⇒ 株主や投資家との建設的な対話や株主通信誌(WAVE)を通じた意見やアドバイスを経営層で共有し、経営に有効活用
⇒ 個人・機関投資家に対するIR活動の強化
⇒ リンテックホームページのIRサイトや統合報告書の充実
2.イノベーションによる企業体質の強靭化
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抜本的な構造改革による
事業ポートフォリオの最適化- 各事業の将来にわたる成長性や市場競争力、収益性を見極めた上で、ポートフォリオの再構築を図る
- 国内外グループ会社の経営健全化
QCD強化による既存事業の
高収益化- ビルド&スクラップによる省エネ、高品質、高効率、省人化を目的とした新規生産設備の導入
- 生産プロセス革新によるコスト競争力の強化
DXによる設計・開発・
製造・物流・
業務プロセスの変革- AIやIoTによるデータやデジタル技術を活用することで、業務プロセスやビジネスモデルを改革し、新たな製品やサービスの創出により競争力を強化
強固な財務基盤の維持と
資本効率の向上- 事業部門ごとのバランスシートに基づいたKPIの明確化による売上債権や棚卸資産、固定資産などの回転率の向上
3.持続的成長に向けた新製品・新事業の創出
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技術革新による新製品・
新事業の創出- EUV露光機用CNTペリクル量産開始
- 先端半導体後工程におけるパッケージング技術に関わる新たなテープや装置の開発および独自プロセスの提案・デファクト化
- 半導体関連装置の生産能力増強
- 「Welsurt」ブランドの新事業スタート
- 新製品のさらなる創出
⇒ 新製品売上高比率目標27%(2030年目標30%以上)
さらなるグローバルプレーヤーへの飛躍 - 海外売上高比率のさらなる向上
2020年 50% / 2023年 61% / 2026年目標 65% - ローカリゼーションの確立
⇒ 粘着紙・粘着フィルムをはじめとした現地ニーズに合わせた製品ラインナップの拡充と拡販 - 世界で活躍できる人材の育成
- M&Aを含めた新たな生産拠点の獲得
各事業セグメントの主な取り組み
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印刷材・産業工材関連 |
印刷・情報材事業部門
産業工材事業部門
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電子・光学関連 |
アドバンストマテリアルズ事業部門
オプティカル材事業部門
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洋紙・加工材関連 |
洋紙事業部門
加工材事業部門
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