経営方針

トップメッセージ

株主・投資家の
皆様へ

長期ビジョンの達成に向けて総力を挙げて突き進む年

当社グループでは前期(2022年3月期)より、2030年のあるべき姿を見据えた長期ビジョン「LINTEC SUSTAINABILITY VISION 2030(LSV 2030)」を掲げ、その実現に向けた3か年の中期経営計画「LSV 2030-Stage 1」をスタートさせました。

計画初年度である前期の業績は、半導体・電子部品関連製品が旺盛な需要に支えられて好調に推移したことに加え、そのほかの製品についてもコロナ禍の影響を大きく受けた2021年3月期と比べると、総じて需要が回復しました。その結果、最終年度(2024年3月期)の経営目標数値を上回り、過去最高業績を更新する見通しです。しかし、初年度の施策展開の全てにおいて十分な成果を得られたとは言えず、また、現下の原燃料価格の高騰や供給網の混乱、あるいは新型コロナウイルスの感染再拡大や地政学リスクなどの影響を考えると、先行きは決して楽観視できるものではありません。

2年目となる今期(2023年3月期)を“「LSV 2030」達成に向け、総力を挙げて突き進む年”と位置づけ、今やるべき諸施策の推進に全力を尽くしてまいります。半導体・電子部品関連などの成長分野への投資を加速させる一方、低収益事業の採算性改善が喫緊の課題となります。当社グループでは長期ビジョンと中期経営計画の双方において、売上高営業利益率とROEを重要指標として掲げています。現状5%台と見ている資本コストを大きく上回るROEの実現に向けて、各事業における収益性の向上や株主還元の充実などに積極的に取り組み、資本効率を高めてまいります。

また、今期も長期ビジョンの重点テーマに掲げているとおり、脱炭素に向けた環境対応を中心とするESGやSDGsの取り組み強化をはじめ、DXを活用したプロセス革新による企業体質の強靭化や新製品・新事業の創出などに努め、社会的課題の解決とサステナブル社会の実現への貢献を目指してまいります。株主・投資家の皆様には、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2022年4月
代表取締役社長
服部 真