ニュースリリース
2020年11月02日
使用済みプラスチックの再資源化事業への取り組み

新会社「株式会社アールプラスジャパン」に資本参加

このたびリンテックは、持続可能な社会の実現に向けてプラスチック課題解決に貢献すべく、6月から事業を開始した共同出資会社「株式会社アールプラスジャパン」に資本参加し、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組んでいくことにしました。

プラスチック課題の解決に向けて

廃プラスチック削減や脱プラスチック需要の拡大などを背景に、ラベル用粘着製品にも今まで以上に環境配慮が求められています。当社では使用済みペットボトルからつくられたメカニカルリサイクルPET樹脂を使用したラベル素材や、植物由来の原料を利活用したバイオマス粘着剤使用ラベル素材のラインアップを強化。さらに、フィルムの代わりに耐水性のある当社特殊紙を使用したラベル素材を「PLALESS(プラレス)」シリーズとして発売するなど、環境配慮製品の積極提案を図ってきました。

共同出資事業を通じて新たな取り組みに着手

当社が共同出資事業へ参画する株式会社アールプラスジャパンは、米国のバイオ化学ベンチャー企業であるアネロテック社(Anellotech Inc.)(注)とともに、環境負荷の少ない効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術開発を進めています。世界で共通となっているプラスチック課題解決に貢献すべく、回収プラスチックの選別処理、モノマー製造、ポリマー製造、包装容器製造、商社、飲料・食品メーカーなど業界を超えた連携により、2027年の実用化を目指していきます。

(注)アネロテック社(Anellotech Inc.)
2008年創業。米国ニューヨーク州パールリバーに本社・研究開発機能を持つバイオ化学ベンチャー企業。
非食用の植物由来原料から石油精製品と同一性能を持つベンゼン・トルエン・キシレンなどを生成する技術開発を進めている。

アールプラスジャパンの使用済みプラスチック
再資源化技術について

ペットボトル以外のプラスチックは、現在国内では多くが燃焼(注1)されていると言われています。今回の技術は、ペットボトルを含む一般のプラスチックを、直接原料(ベンゼン・トルエン・キシレン・プロピレンなど)に戻すケミカルリサイクル(注2)の技術です。

従来の油化工程を経由するケミカルリサイクルよりも少ない工程で処理でき、CO2排出量やエネルギー必要量の抑制につながるものと期待しています。この技術が確立できれば、より多くの使用済みプラスチックを効率的に再生利用することができると考えています。

  • (注1)焼却時に発生する熱を回収し、発電や熱供給に活用するサーマルリカバリー(熱利用)を含む
  • (注2)使用済みの資源をそのままではなく、化学反応により組成変換した後にリサイクルする
ケミカルリサイクルの技術

共同出資会社の概要

表は横にスライドして御覧いただけます。

会社名 株式会社アールプラスジャパン
事業開始2020年65
本社所在地東京都港区台場2-2-3
代表取締役社長横井恒彦
事業内容使用済みプラスチックの再資源化技術の開発・実用化推進

参画企業

参画企業

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