窓ガラスに貼ることで多彩な機能を発揮する建物用ウインドーフィルムを「ウインコス」ブランドで展開しているリンテックは、大日本印刷（株）（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：北島義斉）が「DNP採光フィルム」として販売している窓ガラス用フィルムの拡販において同社と協業。当社の粘着応用技術を採用した同フィルムを全国の施工店ネットワークを通じて2月15日から販売します。

採光フィルム施工前

採光フィルム施工後

採光フィルムの効果イメージ

太陽光を効果的に反射・拡散させることで、室内全体をより明るく

リンテックは、窓ガラス全面に貼ることで紫外線を99％以上カットする効果や、ガラス破損時に破片の飛散を低減する効果など多彩な機能を発揮する建物用ウインドーフィルムを「ウインコス アーキテクチュアルフィルム」として展開。既に国内外で多くの採用実績があります。

今回その新アイテムとして、大日本印刷が2015年から販売している窓ガラス用採光フィルムをラインアップ。窓から入る太陽光を効果的に反射・拡散させて室内全体をより明るくします。全国の当社施工店ネットワークを通じて2月15日から販売を開始するとともに、同アイテムの海外展開の強化や、ラインアップ拡充による当社従来品のさらなる拡販も行います。

照明電力の削減やプライバシーの保護にも貢献

今回発売する窓ガラス用採光フィルムには、当社の粘着応用技術と大日本印刷の微細加工技術が生かされています。ベースとなるフィルム内部に微細な凹凸をつけることで太陽光を屈折させ、天井などに効率良く反射・拡散させることによって明るい室内空間を実現します。快適性が向上するだけでなく、照明電力を削減し、環境負荷の低減につながります。

また、フィルムに適度なマット感があることから、のぞき見防止などプライバシーの保護にも貢献します。さらに肌の日焼けやシミ、室内調度品の退色の原因となる紫外線を99％以上カットする効果も発揮します。当社では、今後も他社との協業や連携も含めてウインドーフィルムの新たな可能性を追求し、さらなる市場の拡大に注力していきます。

製品概要

特徴

• 窓ガラスに貼ることで太陽光を天井などに効果的に反射・拡散させ、室内全体をより明るくします。

• 明るい室内空間を実現することにより、快適性が向上。照明電力を削減し、環境負荷の低減につながります。

• フィルムに適度なマット感があることから、のぞき見防止などプライバシー保護に貢献します。

• 肌の日焼けやシミ、室内調度品の退色の原因となる紫外線を99％以上カットします。

光学特性

• （注1）太陽光線の波長領域　紫外線：300～380nm、可視光線：380～780 nm、日射：300～2,500 nm
• （注2）データの数値はJIS A 5759の方法に基づき、3mmフロートガラス貼付で測定
• （注3）遮蔽係数とは、太陽光線の屋内への流入熱量を表す相対値で、3mmフロートガラスを1.00とし、ガラスにフィルムを貼付したときの数値です
• （注4）熱貫流率とは、3mmフロートガラスにフィルムを貼付したときの両側の空気温度差が1℃のとき、1m²当たり1時間に伝わる熱量を示した数値です
• （注5）日射熱取得率とは、3mmフロートガラスにフィルムを貼付した場合に屋内に流入する熱量の割合を示した値です。この値が小さいほど日射熱の屋内への流入が少ないことを示します
• （注6）数値については実測値であり、保証値ではありません

用途

オフィス、住宅、学校、商業・医療施設の窓ガラスなど

サイズ

1,300mm幅×20m巻き

販売開始日

2019年2月15日