ダイレクトサーマルプリンタ対応の新アイテムを追加
耐水強度に優れた紙を表面基材に使用し、食品表示用途などで脱プラ需要に対応リンテックは環境に配慮したプラスチック代替ラベル素材「PLALESS(プラレス)」シリーズの新アイテムとして、ダイレクトサーマルプリンタ対応のラベル素材を開発。9月1日から販売を開始します。なお、同製品は9月28日から東京ビッグサイトで開催される「フードディストリビューション2022」に出展予定です(当社ブース:東5ホール R-43)。
耐水強度に優れた紙を使用した食品表示向けラベル素材
当社ではフィルムの代わりに耐水性のある紙を使用したラベル素材を各種開発し、環境に配慮したプラスチック代替ラベル素材「PLALESS」シリーズとして展開しています。
このたび同シリーズの新アイテムとして、プリンタの熱により発色させるダイレクトサーマル方式に対応した、食品表示向けの可変情報印字用ラベル素材を追加しました。日付や価格、バーコードといったさまざまな可変情報を印字する食品表示用ラベルは、冷蔵・冷凍環境下などでの耐水性が求められるため、これまで表面基材にはプラスチックを主原料とした素材が広く使用されてきましたが、昨今の脱プラスチック需要の高まりを受けて、耐水強度に優れた紙基材を使用した新たなラベル素材を開発しました。
結露しても剥がれにくく、電子レンジでの加熱処理にも対応
今回の新製品「PLサーマル80G63」は、当社の特殊紙製造技術を生かした耐水紙に表面加工を施すことで優れた印字適性を付与。また、粘着剤には有機溶剤を使用しないエマルションタイプを採用するなど、環境に配慮した製品設計となっています。
低温環境下はもとより結露しても剥がれにくい粘着特性に加え、加熱しても全体が黒く発色しない電子レンジ適性も有しており、食品表示用ラベルとして優位性の高い製品です。今後、当社では食品表示用のほか、物流管理用ラベルなども含めた幅広い用途に向けて同製品の提案・拡販に注力していきます。
製品概要
特徴
- プリンタの熱により発色させるダイレクトサーマル方式に対応した可変情報印字用ラベル素材です。プラスチックを主原料とした素材の代わりに耐水性のある紙を表面基材に使用しており、脱プラスチック需要に対応します。
- 粘着剤には有機溶剤を使用しないエマルションタイプを採用するなど、環境に配慮した製品設計となっています。
- 低温環境下はもとより結露しても剥がれにくい粘着特性に加え、加熱しても全体が黒く発色しない電子レンジ適性も有しており、食品表示用ラベルとして優位性の高い製品です。
仕様
品番 | 表面基材 | 粘着剤 | 剥離紙 |
---|---|---|---|
PLサーマル80G63 | 耐水紙(感熱紙タイプ) | 永久接着 エマルションタイプ | グラシン紙 |
用途
食品表示用や物流管理用ラベルなど
販売開始日
2022年9月1日
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