ニュースリリース
2020年01月31日
植物由来の原料を表面基材に採用し、薄くすることで石油資源の使用量削減に貢献

バイオマス表面基材使用ラミネートフィルムを発売

ラミネートフィルムの表面基材として「バイオマスマーク」の認定を取得

リンテックは、ラベルの印刷面に貼ることで耐久性や意匠性を付与する各種ラミネートフィルムを展開しています。このたび、一般社団法人日本有機資源協会が運営する「バイオマスマーク」の認定を取得した表面基材を使用したラミネートフィルムを新たにラインアップ。2月3日から国内外で販売を開始します。

200131_2_img01.jpg

食品や化粧品の表示ラベルのラミネートなど幅広い用途に使用可能


200131_2_img02.jpg

ラミネートフィルムの構成図

植物由来の原料を表面基材に採用した新規ラミネートフィルム

当社は環境負荷の低減に寄与する製品の開発・拡販に注力しており、その一環として植物由来の原料を利活用したバイオマス粘着剤使用ラベル素材などのラインアップを拡充してきました。

今回、ラベルの印刷面に貼ることで耐久性や意匠性を付与するラミネートフィルムの新アイテムとして、ベースフィルムとなる表面基材に植物由来の原料を採用したグロスタイプのアイテムを追加。2月3日から国内外で販売を開始します。

基材の厚みを薄くすることで石油資源の使用量削減に貢献

新アイテムは、一般社団法人日本有機資源協会が運営する「バイオマスマーク」の認定を取得した表面基材を採用(認定番号:190132)。従来のラミネートフィルムの機能性を損なうことなくバイオマス度(注)20%を実現しています。さらに、表面基材の厚みが12μmと薄いため、石油資源の使用量削減につながります。当社はこれからも環境配慮製品の開発を強化し、積極的に提案していく考えです。

(注)バイオマス度:製品に含まれるバイオマス原料の含有率(乾燥重量割合)を示したものです



180710_1_img01.jpg

「バイオマスマーク」とは
一般社団法人日本有機資源協会が認定するマーク。再生可能な生物由来の有機資源であるバイオマス(bio:生物資源、mass:量)を利活用し、品質および基準、規格などを満たして生産している商品の目印となります。


製品概要

特徴

  • ラベルの印刷面に貼ることで耐久性や意匠性を付与するラミネートフィルムの新アイテムです。
  • 植物由来の原料を使用し、一般社団法人日本有機資源協会が運営する「バイオマスマーク」の認定を取得している表面基材を採用。従来の機能性を損なわずにバイオマス度20%を実現しています。
  • 表面基材の厚みが12μmと薄いため、石油資源の使用量削減につながります。

仕様

品番表面基材(厚み)粘着剤剥離紙
BF1205透明ポリエステルフィルム(12µm)
【バイオマス度20%】
ラミネート用
強粘着タイプ
片面ポリラミグラシン紙

主な用途

日用品・化粧品・食品をはじめとする各種商品の表示ラベルやPOP・アイキャッチラベルのラミネート加工用

販売開始日

2020年2月3日


(参考)バイオマス原料を使用した製品ラインアップ

バイオマス表面基材使用ラミネートフィルム【新アイテム】

植物由来の原料を使用し、一般社団法人日本有機資源協会が運営する「バイオマスマーク」の認定を取得している表面基材を採用したラミネートフィルムです。従来の機能性を損なわずにバイオマス度20%を実現しており、ラベルの印刷面に貼ることで耐久性や意匠性を付与します。

バイオマス粘着剤使用ラベル素材

粘着剤に植物由来の原料を採用し、ラベル素材の粘着剤層として「バイオマスマーク」の認定を取得しています。回収ペットボトルからつくられた再生PET樹脂使用率80%以上の環境配慮型フィルムや、一般の蒸着フィルムなどを表面基材とする強粘着タイプの4アイテム(バイオマス度10%)、エマルション系粘着剤を採用した2アイテム(同10%)をラインアップしています。

製品に関するお問い合わせ

製品に関するお問い合わせは、入力フォームから送信いただくか、下記までご連絡ください。

フォームからのお問い合わせ

電話・FAXでのお問い合わせ

リンテック株式会社 印刷・情報材事業部門
〒112-0002 東京都文京区小石川1-1-1 文京ガーデン ゲートタワー8F

  • TEL.03-3868-7734
  • FAX.03-3868-7740

ニュースリリースに関するお問い合わせ

リリース内容に関する報道関係の方からのお問い合わせは、下記までご連絡ください。

電話・FAXでのお問い合わせ

リンテック株式会社 広報・IR 室

〒173-0001 東京都板橋区本町23-23

  • TEL.03-5248-7741
  • FAX.03-5248-7754

ニュースリリースの内容は発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、ご了承ください。