環境報告

環境負荷化学物質の削減 (2)

PCBの適正管理

以前リンテックの龍野工場でPCB廃棄物を保管・管理していましたが、2019年6月をもって全て処理が完了しました。

  • PCB:ポリ塩化ビフェニルの略称。PCBを含む廃棄物については、PCB特別措置法(ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法)により、その適正な保管・管理・処理が義務づけられている。

PCBの適正保管・管理状況

表は横にスライドして御覧いただけます。

事業所名 PCB廃棄物
保管台数(台)
処理施設 委託処理
登録年度
処理完了
時期
熊谷工場 高濃度19 JESCO東京 2005 2019年3月22日
完了
安定器4 JESCO北海道 2017 2018年6月
完了
低濃度1 群桐産業 2018 2018年12月
完了
龍野工場 高濃度14 JESCO北九州 2015 2019年6月
完了
安定器3 2019 2019年6月
完了
合計 処分41

無溶剤化率の推移

リンテックでは、VOCの削減を推進しています。製品設計時には、VOCのうち有機溶剤使用量の削減に向け、剥離紙に用いる剥離剤と印刷関連粘着製品に用いる粘着剤の無溶剤化を進めています。2020年度の剥離紙の無溶剤化率(生産量ベース)は56%、印刷関連粘着製品の無溶剤化率(販売量ベース)は77%となりました。無溶剤化率は例年ほぼ横ばいで推移しています。
リンテックでは、企業による大気汚染防止の観点からさらなる削減の重要性を認識し、対策の立案と実行を推進しています。排ガス処理装置の設置は完了していますが、引き続き、確実な処理設備管理、無溶剤化率の数値管理、無溶剤化製品の開発・拡販などを実施し、さらなる環境負荷低減に努めていきます。

印刷関連粘着製品と剝離紙の無溶剤化率

印刷関連粘着製品と剝離紙の無溶剤化率

VOICE 私のネクストステージ

新宮事業所の重点課題として、VOC排出量の削減に取り組んでいます。排ガス処理設備の性能を維持するため、年2回のVOC測定に加えて、連続監視装置の運用など、性能維持への管理を徹底しています。製造プロセスでは、希釈溶剤削減によるガス低濃度化も課題として取り上げ、あらゆる角度からVOC削減技術のPDCAを回すことでイノベーションを推進します。

RTO(蓄熱燃焼式排ガス処理設備)
RTO(蓄熱燃焼式排ガス処理設備)
小本 寛二
新宮事業所
所長付
小本 寛二