社会性報告

従業員とともに(人材育成)

リンテックグループでは、従業員の業務や能力に合わせた教育プログラムを用意し、人材の育成に努めています。

人材育成の考え方

リンテックでは、幅広い知識・センスに加えて、専門性を持った「山型人材」育成のための人材育成プログラムを導入しています。スキルアップはもとより、各人の意欲を最大限に引き出し、自発的なキャリアデザインを支援するもので、社員の声を基に“自立開発型”研修体系として進化を続けています。最新の研修は、階層別とテーマ別の2つに分けて実施しています。
階層別研修は、新入社員、3年目社員、5年目社員、新任監督職、新任管理職を対象に、それぞれの階層に必要なスキルやマインドについての研修を行っています。
テーマ別研修は社会情勢の変化に合わせた新規研修を複数取り入れており、2022年度は、法務研修、若手営業職研修、ダイバーシティ研修、職場環境のためのハラスメント研修、テレワークマネジメント研修を実施しました。このほか、中堅社員昇格時や新任管理職登用時には、通信研修も実施し、それぞれのスキルアップを図っています。

  • キャリアデザイン:自分の経験やスキル、ありたい将来像について考慮しながら、自らの持つ能力を生かすために計画すること。
全社研修参加者

全社階層別研修とキャリアデザイン

リンテックでは“会社と社会の発展に貢献できる人づくり”を目指しています。入社時に実施する新入社員研修に始まり、社員のキャリアアップの過程に合わせて、多様な価値観を持つ社員一人ひとりが成長を実感できる人材教育プログラムとして、全社階層別研修を導入しています(若手営業職、新任監督職、新任管理職など)。
この研修プログラムを通じて、社員の能力向上はもとより、各人のキャリアデザインを支援しています。
従業員の育成については、年2回、業務実績または取り組みに対するフィードバック面談を上司が実施し、モチベーションの維持・向上につなげています。
また、入社4年目・7年目・監督職の社員を対象とした人事部によるキャリア面談を実施し、キャリア形成の課題を会社と一緒に考える機会を設けています。

  • キャリアデザイン:自分の経験やスキル、ありたい将来像について考慮しながら、自らの持つ能力を生かすために計画すること。

2022年度 研修内容と受講者数

表は横にスライドして御覧いただけます。

研修内容 受講者数(人)
①新任管理職研修(オンライン研修)
管理職として必要なマネジメントの知識、スキルの習得および現場における実践力を習得する。
32
②新任監督職研修(オンライン研修)
現場のリーダーに必要なマネジメントの知識、スキルを習得する。
36
③5年目フォロー研修(オンライン研修)
これまでを振り返りながら求められる役割を認識し、今後さらに必要となる後輩育成力について体験学習を中心に学ぶ。
28
④3年目フォロー研修(オンライン研修)
2年目を振り返って現状をグループで討議することにより、今後の目標について明確にする。
44
⑤新入社員研修(オンライン研修)
ビジネススキルと業務関連知識、自社特有スキルの基礎を習得する。社会人・職業人としての基本的な常識、職業理論などを理解する。
24
⑥職場環境改善のためのハラスメント研修(オンライン研修/録画視聴)
さまざまなハラスメントが職場環境に与える影響を理解し、生き生きと働ける職場環境づくりの構築を目的とする。
(本年度は国内グループ会社で実施)
332
⑦営業職法務研修(部門推薦/オンライン研修)
営業活動における取引上の法的トラブルや契約違反・法令違反を未然に防止し、これらの問題が発生するおそれがある場合に迅速・適格に対処できるよう、取引、契約にかかる法律スキルを習得する。
638
(延べ人数)
⑧テレワークマネジメント研修(オンライン研修)
テレワークにおける管理職として必要なマネジメントの知識およびスキルの習得を目的とする。
31

全社研修総時間

表は横にスライドして御覧いただけます。

研修時間 3,778時間
受講者数 1,342人
一人当たり時間数 2.8時間/人
  • コロナ禍における集合研修は、すべてオンラインに切り替えて実施しました。
  • 時間把握が可能な研修のみ算出しています。