環境報告

環境対応製品の開発

リンテックグループは、ものづくりを担う企業の責任として、環境負荷低減を指向した製品の開発に力を注いでいます。また、設計段階からLCAを参考に資源採取・原材料調達から製造過程、廃棄までを含めた環境負荷低減に努めています。

  • LCA: Life Cycle Assessmentの略称。製品のライフサイクル全体を通じて投入されるエネルギーや水、原材料の量や排出されるCO2、有害化学物質などを算出し、環境への影響を総合的に評価する手法。

環境配慮製品のガイドライン策定と運用

リンテックでは、LCA*1を考慮し、評価した環境配慮製品の開発を進め、2020年度は69件開発しました。また、ISO14021*2に準拠した“自己宣言型環境配慮製品”のガイドラインを作成し、運用しています。今後も環境配慮製品の開発に努めていきます。

  • *1LCA: Life Cycle Assessmentの略称。製品のライフサイクル全体を通じて投入されるエネルギーや水、原材料の量や排出されるCO2、有害化学物質などを算出し、環境への影響を総合的に評価する手法。
  • *2ISO14021: 「環境ラベルおよび宣言-自己宣言による環境主張(タイプⅡ環境ラベリング)」のための国際標準規格。企業自らが基準を設け、これを満たすことでラベルを付与することができる。
環境配慮製品の開発件数

環境負荷低減に役立つ製品の開発

リンテックグループでは、環境・エネルギー分野を製品開発重点テーマの一つに位置づけています。主な製品として、耐水性に優れた紙を表面基材に使用したラベル素材と、木材パルプを原料とするセロハンを使ったラミネート素材を組み合わせた新ブランド「PLALESS(プラレス)」シリーズ、環境負荷の少ないホットメルトタイプの粘着剤を使用したラベル素材「CHILL AT」などがあります。今後も環境負荷低減と省エネルギーに役立ち、お客様に満足していただける製品開発を継続していきます。

環境に配慮したプラスチック代替素材の新ブランド「PLALESS」シリーズ

当社では、環境配慮ニーズのさらなる高まりを受けて、環境負荷の低減に貢献する製品ラインアップの拡充に努めています。今回その一環として、フィルムの代わりに耐水性のある紙を表面基材に使用したラベル素材を開発。紙厚や粘着剤の種類が異なる3アイテムをラインアップし、新ブランド「PLALESS」シリーズとして、2020年7月1日から販売を開始しました。当社では今後も、環境負荷低減につながるラベル素材の開発・提案に注力していく考えです。

「PLALESS」シリーズ
「PLALESS」シリーズ

環境負荷の少ないホットメルトタイプの粘着剤を使用:チルド環境対応ラベル素材「CHILL AT」

リンテックは、ホットメルトと呼ばれる粘着剤処方技術を生かしたラベル素材を日本市場に本格投入することにしました。展開するラベル素材「CHILL AT」は、低温も含めた幅広い温度環境に適応しており、食品用途に適用される米国FDA*1の安全基準をクリアした粘着剤を使用したラベル素材として、既に北米市場で好評をいただいています。熱で溶かしながら基材に塗工するホットメルトタイプ粘着剤は製造工程で有機溶剤を使用しないため、環境負荷が少ないことが特徴です。また、一般社団法人日本有機資源協会が運営する「バイオマスマーク」の認定(認定番号:190174)をラベル素材の粘着剤層として取得しており、機能性を損なうことなくバイオマス度*220%を実現します。当社は今後も、環境配慮のニーズに応える高性能なラベル素材の提案に努めていく考えです。

  • *1FDA:アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称で、米国の連邦規則集(CFR:Code of Federal Regulation)の食品および医薬品の規定に基づいて食の安全責務や医薬品規制とする政府機関。
  • *2バイオマス度:製品に含まれるバイオマス原料の含有率(乾燥重量割合)を示したもの。
冷凍・冷蔵食品や物流・搬送用の段ボールケースなどの表示ラベルに適しています
冷凍・冷蔵食品や物流・搬送用の段ボールケースなどの表示ラベルに適しています