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社員インタビュー

この人たちと仕事がしたい。
心に残る言葉とつながりが、
背中を押してくれた。
PROFILE

表は横にスライドして御覧いただけます。
2007年4月 |
リンテックに新卒入社。印刷材営業部に配属。 |
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2008年5月 |
印刷材営業部・海外営業グループに異動。 |
2012年1月 | LINTEC SINGAPORE PRIVATE LIMITEDへ出向。 東南アジアエリアのラベル印刷会社および同エリアの新規顧客を担当。 |
2014年6月 |
楽器メーカーに転職。 |
2019年3月 | リンテックに復帰。印刷情報材事業部門海外営業部に配属。 LINTEC (THAILAND) CO.,LTD.を担当。 |
2019年10月 | LINTEC PHILIPPINES(PEZA), INC.に出向。 フィリピン国内の既存顧客サポートおよび新規開拓。会社のマネジメントを担当。 |
心の奥に残っていた、あの時の思い。
前職でのキャリアを経て、W・Yさんはリンテックへの復帰を決意されました。
その背景を教えてください。

もともと、新卒としてリンテックに入社し、上司や同僚に支えられながら、国内外の業務に携わってきました。なかでも、海外拠点での勤務は自分にとって非常に大きな挑戦でした。試行錯誤しながら経験を重ねましたが、思うような結果が出せず、当時は自分自身の力不足を痛感していました。転職を決めたのは、そんな時期です。キャリアの節目として新たな環境に身を置き、視野を広げたいという気持ちが強くなりました。
そこから、どのようにしてリンテックへの復帰につながっていったのでしょうか?
転職後も、リンテック時代の上司や同僚とはずっとつながりがあり、近況報告や何気ないやり取りを続けていました。そんな中で、ある上司から「また一緒に仕事をしよう」と声をかけていただき、素直に心が動きました。以前在籍していた頃はまだ若く、うまくいかないことも多かった。そんなときに、支えていただいた上司や同僚の存在の大きさに改めて気づき、この会社に復帰したいと思うようになりました。
「人」の力が、再び前に進むきっかけになったのですね。
まさに、そうです。転職後の職場でもたくさんのことを学び、良い仲間に恵まれていたので、正直、迷いもありました。でも、自分の原点に立ち返ったときに、「またこの上司や同僚と一緒に働きたい」という気持ちがより明確になってきました。
「おかえり」のひと言に、救われた。
復帰に際して、不安はありませんでしたか?
不安は大きかったです。当時、いわゆる「再入社」という形で戻ってきた前例はなかったですし、「どう受け止められるだろう」と思っていました。ですが、実際に戻ってみると、かつての上司や同僚がまったく変わらない笑顔で「おかえり」と迎えてくれて。本当にありがたかったですね。気負わず、自然体で受け入れてもらえたことで、すっと環境に馴染むことができました。
今、第二章を生きるということ。
現在はどのような業務に携わっていますか?
フィリピン拠点の責任者として、営業活動と組織運営を任されています。人事や経理、総務など幅広い領域に関わることになり、営業一筋だった自分にとっては大きな挑戦です。けれど、これまでの経験すべてが今につながっていると感じています。かつては責任を重く感じすぎて苦しくなることもありましたが、今は、その責任に前向きに向き合い、自分にできることを一つひとつ積み重ねていく毎日です。
復帰して改めて感じた、リンテックの魅力とは?
やはり「人」です。仕事の進め方や文化は変わっていくものですが、人の温かさや信頼関係の深さは、変わっていませんでした。また、長く安心して働き続けられる制度も拡充しており、年齢を重ねた今だからこそ、そうしたサポートの重要性をより強く感じるようになりました。

アルムナイ・キャリアリターン採用という選択肢が、
誰かの希望になるように。
アルムナイ・キャリアリターン採用の制度を検討している方へ、メッセージをお願いします。
制度として明文化されたことで、今後もっと多くの方が復帰しやすくなると思います。私自身、制度ができる前に戻ってきた立場ですが、そうした一歩を歓迎してくれる風土がリンテックにはあります。もし、かつての仲間や会社に「戻りたい」という気持ちがあるなら、まずは気軽に連絡を取ってみてください。外の世界で得た経験は、きっとリンテックにとっても大きな価値になるはずです。
復帰後のご自身について、どう感じていますか?
戻ってきてから、仕事に対する視野も広がり、人としても少し成長できた気がしています。そして何よりも、今は本当に楽しく、やりがいを持って仕事に向き合えています。「帰ってきてよかった」。そう思える今があるのは、迎えてくれた皆さんのおかげです。この会社に恩返しができるよう、これからも全力で頑張っていきたいと思います。