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半導体製造・産業装置開発で
社会を支える装置開発DEVELOPER
高精度な設備・装置をつくる
リンテックは素材メーカーとして、高品質な製品を効率良く生産できる量産設備を
構築・運用していかなければなりません。
同時に、主力製品であるラベル素材を貼付・剥離するための装置製品を開発し、お客様に提供しています。
装置開発のスキルを持った人材は、当社にとって非常に重要です。
どんな内容の仕事を?
量産設備の構築と装置製品の開発を
自社の素材製品の性能・品質を高めるための生産設備の改良、
新たなシート材料の量産化に向けた生産システムの構築などから、
お客様に新たな製造・管理プロセスを提案するための装置製品の開発まで、業務内容は多岐にわたります。
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機械・電気・ソフトウェア設計の
力を集結装置の仕組みを考える機械設計、最適な回線を配し装置を動かす電気設計、そして、装置の制御を担うソフトウェア設計。装置開発では三つの専門性を備えたプロフェッショナルが協業で仕事を進めます。
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新装置や新工場、海外からの
オーダーも新しい製品が生まれれば、新しい装置が必要となります。時には、新規の生産ラインや新工場の立ち上げも。また、半導体関連装置を中心に、リンテックのモノづくりを求めるお客様は現在、世界規模で広がっています。より新しい、よりスケールの大きな仕事への挑戦が可能です。
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どんなふうに成長できる?
既存装置の簡単な改良からスタート
開発する装置製品のカテゴリーは大きく2種類。
ペットボトルや缶にシール・ラベルを貼るためのラベリングマシンと呼ばれる産業装置と、
半導体の製造工程で使用される装置です。
いずれの領域でも、最初は既存装置の改良といった取り組みやすい案件から挑戦してもらいます。
そして、ある程度の経験を積んだ後に新規開発のプロジェクトなどに参加。
その後はスペシャリストやマネージャーなど、さまざまな形でモノづくりに携わっていきます。
モノづくりの醍醐味を実感できる
機械設計であれば、図面を起こして部材を発注し組み立てるところまで、全てを担当。
ソフトウェア設計も一つの装置を丸ごとお任せする仕事がほとんどです。
自分たちで試行錯誤してつくったものを動かして、さらにお客様に喜んでもらうという
モノづくりの醍醐味を実感することができます。
どんな力が求められる?
問題の本質を追究し、失敗から学ぶ力が求められる

INVESTIGATION
装置開発の仕事は「トライアル・アンド・エラー」の繰り返し。
装置が予定していた通りに動かなかった場合、「なぜ?」を繰り返しながら問題の本質を追究し、
その失敗から学ぶ力が求められます。
なお、装置開発には機械・電気・情報のいずれかの基礎知識が必要となります。
先輩社員VOICE
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自ら設計した装置が形になり
思い描いていたとおりに動いたとき、
大きな達成感が生まれる。N.M.
2010年入社
伊奈テクノロジーセンター
生産システム技術科
リンテックに入社を決めた理由は?
昔からモノづくりが好きで、大学でもプレス金型や射出成型金型の研究に取り組んでいました。リンテックとの出会いは学内セミナー。機械の設計を行っていると知り、興味を持ちました。詳しく調べると、身の回りで見かけるラベルを貼るための装置や最先端の半導体製造を支える装置など、実は社会的な影響力の大きな機械設計を行っていることが分かり、志望度が高まっていきました。入社後は、まず自社で開発した装置を評価する部署へ。ここで2年間、実際にさまざまな装置に触れ、動かした経験は、現在の開発の仕事でも大いに役立っています。
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この仕事の面白さ、やりがいは?
自ら設計した装置が形となり、思い描いていたとおりに動いた時は大きな達成感があります。事前に3DCADでモデリングを行って確認はしているものの、やはり実際に動かしてみるまでは、動くかどうか不安です。スイッチを入れる瞬間は毎回、緊張しますね。また、装置の開発・改良と一口に言っても、お客様からのご要望は多種多様。新規開発にも携わりますし、飽きるということは決してありません。さらに、先輩の付き添いではありますが、先日、アメリカの半導体工場に設置されている当社の装置の改良作業に同行しました。工場のスケールの大きさには驚きましたね。

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印象深い仕事や、今後の目標は?
現在の部署に移って3年ほどたった頃、自分の設計ミスで装置が動かない状況が起こってしまいました。納期も迫り、コストも限りがある中、早急な対応が求められたのです。結局、周囲の先輩たちの助けを借りて事なきを得たのですが、改めて仕事の進め方や周囲との関わり方を見直すきっかけになりました。また、「なぜ、ミスが起こったのか」と原因を追究することで、単に失敗で終わらせるのではなく、その後の仕事に生かす材料にできました。今後の目標は、画期的な新規装置の開発です。世界を見渡しても粘着製品と装置の両方を手がけている会社は少ないので、この恵まれた環境を生かして、世の中にはまだない新しい装置を開発できればと思います。

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ソフトウェア開発は子育てと同じ。
装置を育て、進化させていく
醍醐味がある。N.H.
2011年入社
伊奈テクノロジーセンター
工学研究科 機械工学専攻
リンテックに入社を決めた理由は?
大学で化学科の研究室と共同研究を行ったとき、実験装置を一からつくる役割を任されました。機構設計から製作、制御プログラムの作成、動作評価まで1人で行っていく中で、装置をつくる面白さを体感。加えて、この研究を通して、化学分野の企業でも機械・電気のモノづくりの仕事が求められているのではと思うようになり、就職活動では自動車メーカーなどとともに、化学メーカーも見て回り、リンテックを発見しました。当社は装置を自分たちで組み立て、自分たちで動かすところまで行っていることに魅力を感じ、入社を決めました。大学で学んだ機械の知識、ソフトウェアの知識が最大限に生かせると思ったのです。
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この仕事の面白さ、やりがいは?
装置を育て、進化させていくことがソフトウェア開発の醍醐味です。装置が組み上がった直後は予定どおりに動かないことがほとんど。そこから、さらに開発を進めて一つずつ目標の動きに近づけていくのです。まさに、「おっ、動いた」「立った」「走った」と子供を育てているような感覚です。また、開発は機械・電気・ソフトウェア設計の3人を中心にチームで行うもの。お互いに意見を出し合いながら協力してゴールを目指し、到達した時の達成感は他の何事にも代えがたいものがあります。

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印象深い仕事や、今後の目標は?
BG用テープラミネーターの新規開発プロジェクトはとても印象に残っています。BG用テープラミネーターは「ウェハ」と呼ばれる円盤状の半導体の表面に保護テープを貼り付ける装置なのですが、ロールから繰り出したテープを貼付し、円盤の形状に沿って周囲をカットするという一連の動作を前機種からより速くすることがミッションでした。当然、精度も落としてはいけません。最初に組み上がった装置は、想定していたスピードの半分程度。そこから、とにかく装置を観察し続け、地道に1か所ずつ無駄を省いていきました。最終的に目標としていた数字に到達した時はうれしかったですね。その生産能力は装置のアピールポイントとして当社のPRツールなどでも大きく紹介され、二度目の喜びを味わうことができました。新規装置の開発は、これからもずっと挑戦し続けていきたいですね。

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課題解決は大前提。
「+α」の価値をつけることが
プロのエンジニアの仕事。Y.A.
2013年入社
伊奈テクノロジーセンター
工学研究科 機械工学専攻
リンテックはどんな会社?
私がリンテックに入社を決めた理由は、少人数で開発チームが構成されていると知り、よりやりがいを感じられると思ったためです。この会社の強みは、お客様に対して「素材(ソフト)」だけでなく「装置(ハード)」と合わせたトータルソリューションを提供できること。職場はとっても風通しが良い環境です。若手でも意見を言いやすく、良いアイデアはどんどん採用されます。公平に評価されるからやる気が出ますね!
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テクノロジーセンターの役割とは?
所属している伊奈テクノロジーセンターには、設計、機械、電気、ソフトウエアとそれぞれ異なる専門分野を担う社員がいて、担当する装置ごとにチームを組んで仕事を進めています。私が担当しているのは半導体関連装置です。リンテックの半導体関連テープ・装置は、半導体製造の後工程において重要な役割を担っています。ウェハを守る、切断する、そしてICチップとして実装するところまで。開発された新しい装置が必要とされる仕様や性能を満たしているか、日々さまざまなテストを行っています。もしテストによって問題を見つけたら、原因を多角的に分析し、どうしたら解決できるのかを考えなくてはなりません。解決するまで試行錯誤を重ねる根気の要る仕事だと実感しています。


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仕事の醍醐味や、今後の目標は?
以前、あるお客様からご要望があり、新規半導体関連装置の開発・テストを行いましたが、なかなか問題を解決することができませんでした。しかし、試行錯誤を経て課題を解決できたばかりか、ご要望を越える「+α」の価値まで生み出すことができ、無事受注にこぎ着けました。お客様のご要望にお応えすることは大前提。そこに、いかに付加価値を添えてお客様を感動させることができるか。そこまで意識するのがプロフェッショナルだと考えています。
リンテックの製品は国内だけでなく、海外の多くのメーカーでも採用されています。今後の目標は海外で活躍できる技術者。このたび、アメリカのLOA(Lintec of America)社に異動する機会に恵まれました。異国の地の新しい環境で、新しい仲間たちと共に大きく成長していきたいです。 

