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暮らしの中のかくれたところで活躍するリンテックの製品や技術を、錯視効果を用いて表現した新聞広告シリーズです。よく見ると、かくれていたアイコンやキャッチコピーが浮き出てくる不思議なビジュアルで、1年間にわたって月替わりで展開します。

【掲載紙】
日本経済新聞、讀賣新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、北海道新聞、中日新聞、中国新聞、西日本新聞、上毛新聞、神戸新聞、愛媛新聞、日刊工業新聞、化学工業日報
  • 4月から9月の広告が日刊工業新聞社主催の「第59回 日本産業広告賞」に入賞しました >>詳しくはこちら
新聞広告 2月掲載

航空機の軽量化で燃費を向上させる
炭素繊維シートの加工に使われる紙

炭素繊維は髪の毛のように細い繊維で、鉄と比較すると重さは4分の1でありながら、強度は10倍といわれています。その軽さや強さから航空機の胴体・主翼・尾翼などの主要部分に使われており、機体の軽量化による燃費効率向上のために不可欠な素材となっています。
炭素繊維は成形品になる前にシート状に加工されます。その際に必要なのが当社の工程紙です。炭素繊維シートは、樹脂を塗った2枚の工程紙の間に炭素繊維を並べて挟み、熱を加えることで半硬化させ、片方の工程紙だけを剥がしてから巻き取ることでつくられます。工程紙は炭素繊維を樹脂でシート状に固めるための「台紙」や、巻き取った際にくっつくのを防ぐ「合い紙」としての役割を果たします。工程紙にはきれいに剥がれるための剥離性や耐熱性はもちろん、表面平滑性や厚みの均一性などが求められます。航空機が軽量化され燃費が向上すると、二酸化炭素排出量の削減につながることから、環境に配慮した先端素材として注目されています。

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  • 炭素繊維シートの製造工程

  • 炭素繊維シート

事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献

リンテックグループは、持続的な成長を遂げていくために2030年のあるべき姿を長期ビジョン「LINTEC SUSTAINABILITY VISION 2030(略称:LSV 2030)」として掲げ、その実現に向けて3か年ごとの中期経営計画を推進しています。サステナビリティ(Sustainability)とは、持続可能性を意味する言葉です。この長期ビジョンには、SDGs*に掲げられている各種環境課題や社会的課題に向き合い、新製品・新技術の創出などの事業活動を通じてその解決に貢献していきたいという思いが込められています。当社グループではSDGsの17の目標(ゴール)の中から、事業と関わりのある目標を次のように定め、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
*SDGs(エス・ディー・ジーズ):Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2015年に国連サミットで採択された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。17の目標(ゴール)と169の指標(ターゲット)で構成されています。
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