3月の広告に掲載している「ちはやぶる 神代もきかず この一枚 続く未来の 幸つくるとは」という和歌風のキャッチコピーには、「太古の神々の時代にも聞かなかったこの一枚が、これからの未来の幸せをつくっていくのだな」という意味を込めています。今年度の新聞広告シリーズでは、当社が展開している環境に配慮した製品や安心・安全な暮らしに貢献する製品を“リンテック流 十二人一首”と題して、和歌風のキャッチコピーを使って全12回にわたり紹介してきました。私たちは粘着製品や特殊紙などのさまざまなシート状の素材をベースに、これまでにない新たな価値を探究し続けることで、長期ビジョンに掲げる持続可能な社会の実現に貢献していきます。
広告を監修した宮崎大学永吉准教授からのメッセージ
今回「リンテック流十二人一首」の広告の仕事に携わり、リンテックの取り組みを知る中で何より心に響いたのはSDGsが開発コンセプトの中心にあることでした。私は学生時代から一貫して古典文学の世界にいます。ですので、SDGsの取り組みが世界的に広がっても、自分のフィールドからできることは何もないとどこか他人事のように感じていました。しかし今回、自分の専門としていたことが、リンテックの、地球環境を想いながら開発に取り組むという姿勢に貢献できて、自分も遅ればせながらSDGsに参加できたと、とても嬉しく思います。「自分にもできることはある」。こんな簡単なことに気づかせていただいたリンテックには感謝しています。