サステナビリティレポート2025
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企業と社会が持続可能であるために多種多様なLATTのCSR活動、驚きの参加率さまざまな状況の中でも同じグループとしてあるために2025年4月実施12LATT 家族と参加する農場体験のようす LATT 湿地保護活動のようすリンテックサインシステム 地域清掃活動のようす左から峯崎、佐藤、LATT 李さん、LATT 戴さん、小西 RBAは、サプライチェーンにおける労働者の権利や福 LATTでは、地域性のあるユニークなものから、従業員の健康に配慮したものなど多種多様なCSR活動を行ってお 当室では、各拠点がCSR活動を検討するうえで「グループ全体が同じ方向を向くことが重要」と考えています。文化や業態など各拠点が直面する社会課題は異なるものの、その先に目指す社会のあり方や、それに伴う考え方は、私たち全員が共有できるものです。 それを受け、国内グループ会社と当室で行っている国内グループ会社CSR委員会の中で考察してきた「CSRの本質を改めて考える」という取り組みをお伝えし、その一例として、リンテックサインシステムの地域清掃活動を通じて、従業員の成長や企業価値の向上につなげている活動事例を紹介しました。リンテックグループ本社にて、リンテック・アドバンスト・テクノロジーズ(台湾)社(以下、LATT)とリンテック サステナビリティ推進室(以下、当室)による意見交換会を実施しました。当日は「RBA(Responsible Business Alliance)対応」および「CSR活動」をテーマに、両社の取り組み状況や考え方の共有を行いました。(サステナビリティ推進室/小西、峯崎、佐藤)祉を支援する非営利組織です。その行動規範では労働者の権利や福祉を尊重したビジネスが行われるための基準が定められており、それに基づいた監査も行っています。RBAへの対応は、半導体業界を中心としたお客様からの要望が高まっていると同時に、企業として持続可能な成長を目指すうえで非常に重要な取り組みです。 こうした認識を共有しながら、両社の体制や社内教育に関する取り組みを紹介し合い、対応のあり方について率直な意見を交わしました。お互いの経験や工夫に触れる中で、多くの気づきがあり、理解を深め合う貴重な機会となりました。同時に、今後も継続的な教育や拠点との対話、相互協力がとても重要であることを再確認しました。り、それらは明確な目的を持ちながら実施されていました。 非常に魅力的な事例だったのは、お客様の「環境に貢献したい」という声を受け、代理で行う植樹活動の取り組みです。展示会などの機会を活用し、来場されたお客様に二次元コードで参加を募り、植樹後にはしっかりと報告を行うなど、企業とお客様が一体となった環境保全活動を実現しています。また、LATTの従業員は少なくともこれらのうち一つの活動に参加しており、活動への姿勢や意識の高さがうかがえました。初初!!海を越えた意見交換会海を越えた意見交換会

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