TOP MESSAGE04 ほかにも、剥離剤・粘着剤の無溶剤化の推進やモノマテリアルラベル素材をはじめとした環境配慮製品の積極的な開発や拡販に取り組んでいます。また、私たちの製品は自然豊かな地域で生産されていますので、各地域の環境に配慮することはメーカーの使命であると考えています。「LSV 2030-Stage 2」では、当社を取り巻く環境を踏まえマテリアリティの見直しを行いました。そのマテリアリティの一つである「信頼されるリンテックであり続ける」ことを常に考え、地域の皆様と良好な関係性を築き、今後も職場として選ばれるような企業でありたいと思います。 国内外での事業展開や原材料を調達するうえで、人権は尊重されなければなりません。早い段階から半導体業界では、お客様から依頼されるサプライヤー調査に人権に関する項目があり、行動規範に関するさまざまなガイドラインに準拠した企業活動がますます求められています。当社グループでも「LSV 2030」策定時に、人権の尊重を重点テーマの一つとして盛り込んでおり、2024年1月にはリンテックグループ人権方針を制定しました。今後も外部の知見や支援を得ながら、対応・改善を進めるよう指示しています。 私は「さまざまな人財がごく自然に会社に溶け込んでいる姿こそが多様性である」と考えています。「LSV 2030–Stage 1」では、65歳定年制をはじめとした多くの働き方改革を行いました。この先も年齢や性別など問わず、多様な人財が活躍してくれると信じています。しかし、従業員が負荷を感じるような環境では、企業としての持続性はありませんから、今後も従業員の皆さんが生き生きと働けるよう環境整備を積極的に行っていきます。多様な人財が、お客様をはじめとするステークホルダーとの関係性を絶やすことなく維持し続けることこそ企業としてとても重要に思います。相手を尊重し、さまざまな人財がごく自然に会社に溶け込んでいる姿こそ多様性お客様、そして地域の皆様へ果たすメーカーとしての使命企業の行動規範遵守はあるべき姿従業員一人ひとりが最大限の力を発揮するために
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