サステナビリティレポート2024
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 2021年10月、中国政府はカーボンニュートラルを実現する具体的な脱炭素計画・行動指針として「2030年までのカーボンピークアウトに向けた行動方案」を発表しました。これを受けて当社においてもCO2排出量削減を目的に、2023年6月に第一工棟屋根に太陽光発電設備を設置。既存の第二工棟屋根の太陽光発電と合わせると1,192kWp*になりました。 これからも社員一丸となってカーボンニュートラルの実現への先駆者となるべく、チャレンジしていきます。* kWp(キロワットピーク) : 自然エネルギー発電の発電設備容量の単位 2024年2月に専門家による全従業員向けの救急救命講習会を開催しました。人形を用いたAEDのデモや心臓マッサージを体験しました。特に、心臓マッサージ体験では鼓動を意識して的確な速さで行う必要があるというポイントに、多くの関心が集まっていました。幼児向けの心臓マッサージ方法などレベルの高い内容も含まれており、満足度の高い講習会となりました。 今回の救急救命講習を経て、異変を見つけた時は積極的に声掛けをするなど周囲へ気を配る意識を持つことができたと感じています。 2023年12月、当社は台湾の高雄市にある茄で在来種のモモタマナ、サキシマハマボウ、イボタクサギを300本植え、さらに樹木の保全活動として雑草の除去も行いました。2018年にこの活動を開始してから植樹の本数は、合計で1,125本になりました。 また、2023年から発達障害の⼦供向けの支援活動として、支援センターのボランティアに参加しています。⼦供と一緒に近所を散歩し、公園では滑り台の階段の上りを練習するなど、遊びながら環境に適応することをサポートしました。 これからも地球や社会を考えながら社会貢献活動に努めていきます。 2023年5月、⼤韓赤十字社「愛のパン作りボランティア」活動に、従業員が自主的に運営しているボランティアサークル「オンマウム会」のメンバー12名が参加しました。 専門家の助けをお借りし、心を込めてパンとクッキーをつくり、会社の近くにある児童保育施設「忠北保育院」に届けました。 短い時間でしたが、分かち合いの精神を実践することができ、有意義な時間となりました。 2023年10月、当社は全社員が参加して公園清掃を行いました。 私たちは、清潔で緑豊かな公園を楽しみながら、共有の空間と、団結することの⼤切さを実感しました。 全員が力を合わせることで公園清掃は⼤成功し、従業員に前向きな変化をもたらしました。 一生懸命活動し、学び、喜びに満ちた一日となりました。太陽光発電表示パネル講習のようす屋外でのボランティア参加したメンバー活動に参加したメンバー工務部劉 仕平(リュウ・スピン)アプリケーションエンジニア古野 健太(ふるの けんた)総務人事部Lee Ssu-Chieh(リー・スージエ)資材課Han, Jae-Hyung(ハン・ゼヒョン)品質保証/生産 マネージャーJoseph Goh(ジョセフ・ゴー)かてい29琳得科(蘇州)科技有限公司リンテック・アドバンスト・テクノロジーズ(上海)社リンテック・アドバンスト・テクノロジーズ(台湾)社リンテック・コリア社リンテック・シンガポール社環境保全安全環境保全/地域支援地域支援環境保全

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