WAVE83
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ガバナンス)やSDGs*を重視した企業経営を推進していく方針です。特に環境への配慮は何よりも重要なテーマと考えており、CO2の排出量については2030年までに2013年度比で50%以上の削減を目標とし、2050年には実質ゼロを目指します。 また、これまで培ってきた独自の技術力をさらに高めていくと同時に、イノベーション(技術革新)によって企業体質の強靭化を図りながら新製品・新事業を創出し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。 最終年度となる2030年3月期の財務指標としては、売上高営業利益率12%以上、ROE10%以上を掲げ、採算性の向上と資本コストを大きく上回るリターンの実現に向けて積極的に取り組んでまいります。* SDGs(エス・ディー・ジーズ):Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2015年に国連サミットで採択され、持続可能な社会の実現に向けた17の目標(ゴール)と169の指標(ターゲット)で構成される基本方針 イノベーションによる企業体質の強靭化と持続的成長に向けた新製品・新事業の創出を通じて、サステナブルな社会の実現に貢献する重点テーマ1. 社会的課題の解決(1)環境…脱炭素社会・循環型社会の実現への貢献 など(2)社会…人権の尊重、ステークホルダーへの情報開示とコミュニケーション強化 など(3)ガバナンス…コーポレートガバナンスの強化、取締役会の実効性のさらなる向上 など(4)事業活動を通じたSDGs達成への貢献2. イノベーションによる企業体質の強靭化(1)DXによる設計・開発・製造・物流・業務プロセスの変革(2)ビルド&スクラップによる省エネ、高品質、高効率、省人化を目的とした新規生産設備の導入(3)生産プロセス革新によるコスト競争力の強化(4)低成長・不採算事業の構造改革とグループ会社の経営健全化(5)強固な財務基盤の維持と資本効率の向上3. 持続的成長に向けた新製品・新事業の創出(1)技術革新による新製品・新事業の創出(2)戦略的投資の拡大と機動的M&A(3)さらなるグローバルプレーヤーへの飛躍(4)ローカリゼーションの確立売上高営業利益率12%以上ROE (自己資本当期純利益率)10%以上 2030年3月期 財務指標「LINTEC SUSTAINABILITY VISION 2030」(略称:LSV 2030)長期ビジョン7

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