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次に長期ビジョン策定の背景について教えてください。Q2020年3月期を最終年度とした前中期経営計画「LIP*-2019」が終了し、本来なら前期から新たな中期経営計画をスタートさせる予定でしたが、既存の事業展開の延長線上で3年間の経営計画を策定するやり方では、大きな未来を描くことはできません。そこで当社グループでは、まず長期ビジョンとして2030年のあるべき姿をしっかりと描き、その実現に向けたマイルストーン(中間目標)として3年ごとの中期経営計画を策定・推進していくこととしました。また、2022年3月期より収益認識に関する会計基準が適用となり、売上高や営業利益率に大きな影響を及ぼすことから、今期より長期ビジョン「LSV 2030」 と新中期経営計画「LSV 2030-Stage 1」 をスタートさせました。*LIP:LINTEC INNOVATION PLAN「LSV 2030」の概要についてご説明ください。Q地球温暖化や世界的な人口の増加、国内における少子高齢化と人口減少、そして現在も蔓まんえん延が続く新型コロナウイルス感染症といったさまざまな社会問題がある中、当社では事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献していくことをあるべき姿と考え、持続可能性を意味する“サステナビリティ”をキーワードに長期ビジョンを策定しました。これを基に昨今、各企業に対応強化が求められているESG(環境・社会・AA2021年4月〜2024年3月2024年4月〜2027年3月2027年4月〜2030年3月長期ビジョンの考え方2030年のあるべき姿を描き、その実現に向けたマイルストーンとして、3年ごとの中期経営計画を策定・推進社長インタビュー6

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