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今期の業績見通しはどうですか。AQ2020年3月期の見通しにつきましては、人件費などの固定費の増加はありますが、さらなる拡販や原価低減に努めていくことで、連結売上高は前年同期比3.6%増の2,600億円、営業利益は同5.7%増の190億円、経常利益は同2.8%増の185億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.3%増の135億円と予想しております。また昨年4月、新規事業のさらなる創出を目的に、事業統括本部内に「事業開発室」を設置しました。各事業部門間の連携を今まで以上に高めることによって市場の新たなニーズを見いだし、早期製品化・事業化につなげていく方針です。 続いて「企業体質の強靭化」については、長年赤字が続いていた米国のマディコ社において拠点の集約および人員削減などの経営合理化を図り、営業黒字化を達成することができました。最後に 「持続可能な社会の実現に向けた取り組み」 ですが、当社では“働き方改革”を積極的に推進し、残業の削減や有給休暇取得率の上昇といった成果が着実に表れてきています。そのほか、SDGs*を経営に組み込むべく、2018年2月に発足させた「SDGs委員会」を通じて具体的施策の検討を進めています。冷凍食品向けなどに最適なマックタック・アメリカ社のラベル素材フロリダの新拠点に本社機能を移転したマディコ社売上高2,600億円(3.6%増)営業利益190億円(5.7%増)経常利益185億円(2.8%増)親会社株主に帰属する 当期純利益135億円(4.3%増) 2020年3月期 連結業績予想 (前年同期比)*SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2015年に国連サミットで採択され、持続可能な社会の実現に向けた17の目標(ゴール)と169の指標(ターゲット)で構成されるAA7

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