統合報告書2025
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4 3 2 1 ACPDPDAC継続的な改善リンテックグループ人権方針 www.lintec.co.jp/sustainability/ disclosure/pdf/policy.pdf#page=3労働安全衛生 四つの活動の継続的改善リンテック 安全四原則回転体に手を出さない 労働安全衛生 共同作業は合図する 51スパイラルアップ進■状況を確認・共有しているほか、各事業所の取り組みについて情報交換を行っています。また、作業員の安全を機械の設計によって確保していく「機械安全」の考え方を取り入れ、人手による作業を可能な限り機械に置き換えることでリスクの低減を図っています。今後も労働災害ゼロに向けてさまざまな活動を実施していきます。*5S:整理・整頓・清掃・清潔・躾コンプライアンス通報・相談体制の拡充 当社グループでは、会社全体のコンプライアンス強化とともに、ハラスメントなどのない良好な職場環境づくりを目指して相談窓口を2025年4月に新設しました。従来の内部通報制度は「法令違反や重大なコンプライアンス違反を弁護士に通報する」ものであり、職場内での問題を相談するにはハードルが高い側面がありました。そこで、労務管理や職場環境に関する事項のほか、職場でのコンプライアンスに関する事項について、人事部あるいは総務・法務部に相談できる窓口を設置しました。相談相手の性別をあらかじめ指定できるため、セクシャルハラスメントなどの悩みも相談しやすくなります。また、相談者の情報については秘密を厳守し、相談者が不利益を被ることがない体制としています。 従来の内部通報制度と外部ハラスメント相談窓口に今回の相談窓口が加わり、当社の「コンプライアンス通報・相談体制」が拡充されました。異常時は機械を止めるリンテック「安全衛生文化」の創出に向けて「安全衛生文化」安全衛生活動で 目指す成果労働安全衛生 リスク低減活動指差呼称をする1. 安全は何事にも優先 2. 全員が同等の安全意識を共有 3. 全員が自然にルールを守れる風土づくり1. 労働災害の防止(安全) 2. 安全で健康的な職場の提供(安心) 3. 無災害時間の達成レベルアップ活動マネジメント活動機械安全への活動 人権の尊重国際基準に即した人権方針の徹底 当社は、国連の「国際人権章典」「グローバル・コンパクト」「ビジネスと人権に関する指導原則」および国際労働機関(ILO)の「労働の基本原則および権利に関する宣言」に基づき、「リンテックグループ人権方針」を定めています。「リンテックグループ行動規範」の徹底および長期ビジョン「LSV 2030」の実現に向けて、本方針を全ての役員、従業員が遵守するとともに、取引先を含むビジネスパートナー、関係者にも本方針に則った行動をお願いしています。取り組みは、社長を委員長とするサステナビリティ委員会で包括的に監視・監督し、関係部門と連携して取り組んでいます。社会 労働安全衛生労働災害ゼロに向けて 当社グループの生産現場では安全を最優先し、労働災害ゼロを目指して操業しています。労働安全衛生マネジメントシステム「ISO45001」に準拠した労働安全衛生方針を制定し、日頃からリスクを評価して安全基準を設けるリスクアセスメントや危険予知訓練、各種安全パトロールによる5S*の徹底など、さまざまな取り組みを実施しています。また、各事業所では安全衛生委員会を毎月開催し、安全活動の

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