統合報告書2025
50/70

02050 スコープ1、2に含まれない燃料 およびエネルギー関連活動 2020/32021/32022/32023/32025/32024/3Stage 12027/3Stage 22030/3Stage 310081.674.470.01007550252014/3(2013年度)0終了終了終了(年/月)33%未満単位%60.348.647.5 カテゴリー1 購入した製品・サービス カテゴリー2 資本財 カテゴリー3 カテゴリー4 輸送、配送(上流) カテゴリー5 事業から出る廃棄物 カテゴリー6 出張 カテゴリー7 雇用者の通勤 カテゴリー9 輸送、配送(下流) カテゴリー10 販売した製品の加工 カテゴリー11 販売した製品の使用 カテゴリー12 販売した製品の廃棄 カテゴリー13 リース資産(下流) カテゴリー15 投資 FLAG排出量 ̶ 4871.3%2.8%2.7%6.4%0.7%0.0%0.1%0.8%7.5%0.8%6.7%0.0%0.2%0.0% 当社グループでは、企業活動と地球環境の調和を目指し「地球は一つ、大きな視野で快適環境に尽力しよう」をスローガンに、さまざまな環境対応を推進しています。メーカーとして環境に配慮した経営を当然の“責務”として認識しているためです。ここでは重要課題と捉えているCO2排出量削減の取り組みを中心に、環境関連の活動を幅広くご紹介します。 脱炭素社会の実現に向けてCO2排出量削減の取り組みを加速 当社グループでは、事業活動を継続するうえで大きなリスクとなる気候変動などに適応するとともに、機会を獲得するため、さまざまな環境活動に力を注いでいます。脱炭素社会の実現に向けた取り組みでは、当社グループの事業活動に関わるCO2排出量(スコープ1、2)に加え、それら以外の間接的なCO2排出量(スコープ3)を測定し、社会全体のカーボンニュートラル実現に向けてサプライチェーン全体での排出量把握に努めています。 前中期経営計画(中計)の最終年度に当たる2024年3月期においては、CO2排出量を2013年度比で51.4%削減することに成功しました。2030年までに50%以上削減するという当初目標を前倒しで達成したことから、現中計では2027年3月期までに同67%以上削減、2030年3月期までに同75%以上削減する新たなCO2排出量削減目標を設定しています。非常にハードルの高い野心的な目標数値と言えますが、当社グループでのカーボンニュートラルを早期に達成すべく、計画の立案と実行を重ねています。現中計の初年度となった2025年3月期の活動を振り返ると、ガスエネルギーから電力と熱源を生成するコージェネレーションシステムの導入拠点を拡大するなど、当初計画を予定どおスコープ1、2に対する目標(2013年度を100%とした場合)%り実施しました。また、アップデートした削減目標の必達に向けて、海外拠点との情報共有を積極的に進めたほか、さらなる太陽光発電設備の活用、AI制御システムを活用した電力・蒸気エネルギーの消費最適化といった項目を計画に追加するなど、取り組みを加速しました。脱炭素社会の実現に向けて率先して施策に取り組むことによって、事業活動の基盤となる持続可能な社会の実現に貢献するとともに、企業価値の向上につなげていきます。2025年3月期 スコープ3のカテゴリー別排出量割合2025年3月期1,859,282t-CO233%未満25%未満カーボン ニュートラル環境

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る