%120202120222023 配当性向(右軸)20202021202288114.8887849.449.437.937.952.452.40.920.860.8188888846.346.30.930.6575502500 1株当たり配当金 0.750.500.250.0090603020242025(予想)2023202422中期戦略財務戦略 CFOメッセージの新たな工場棟の新設、生産効率を向上させるためのスマートファクトリー化などを進めていきます。環境変化が激しい昨今、いかに先手を打つ形で投資できるかが■となります。前中期経営計画からの継続となりますが、生成AI関連や半導体関連などの需要増加に対応できる体制を早急に整えます。 研究開発には約320億円を投資する計画です。新製品・新事業の早期創出を目指すほか、次世代半導体の微細回路形成に欠かせないEUV露光機用CNTペリクルの早期量産体制構築に向けた投資を主としています。研究開発の中には芽が出るまでに時間が掛かるものもありますが、マーケティングデータなども活用しながら投資すべき分野を見極めます。そのほかM&Aについても財務リスクを加味したうえで検討していく考えです。 また株主還元に関しては、2027年3月期までは原則として減配せず、配当性向40%以上またはDOE(株主資本配当率)3%をめどに配当を実施します。引き続き、経営基盤の強化を図りつつ、各事業年度の連結業績を勘案し、安定的かつ継続的な配当を行っていくことを基本方針として、さらなる株主還元の充実を目指します。自己株式の取得についても手元資金を考慮のうえ、適宜必要性を判断し、機動的に実施していきます。これを上回るROEを安定して創出していかなければならないと強く感じています。前述の諸施策に実直に取り組むことでROEを向上させるとともに、当社の経営や取り組みをご理解いただけるよう積極的な情報開示と対話を進めることで、企業価値の向上と市場評価の改善に努めていきます。(3月期)(3月期末)1株当たり配当金/配当性向(連結)円 100PBR(株価純資産倍率)倍1.00株主・投資家との建設的な対話 株主・投資家の皆様との対話は、当社にとっても学びや気づきを得る重要な機会となっています。アドバンストマテリアルズ事業部門などを中心に当社へのご期待の声を頂く一方、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る状態が続いていることを真■に受け止めています。当社のWACC(加重平均資本コスト)は5.3%前後と認識していますが、今後
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