統合報告書2023
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* 取締役審議会: 重要な経営課題について取締役会に付議する 経営戦略および経営計画に関する議論市場動向のモニタリング、業績予想の修正 など サステナビリティに関する議論サステナビリティ関連情報開示(人的資本経営、TCFDその他)への対応 など コーポレートガバナンスに関する議論取締役会実効性評価の報告および施策検討 など 事業のリスクに関する議論グループ内部監査報告、グループ会社のリスクモニタリング 報告 など 重要な投資案件・個別事業に関する議論事業の収益改善計画の検討、新製品に関する研究開発投資の検討、米国の一部事業の見直し など 人的資本に関する議論人的資本経営に関する現状と今後の取り組みの審議、従業員サーベイの実施、サクセッションプランの検討、 ベースアップ など2010〜 2015年2015年 51前に十分な議論を積むことを目的に開催 2021年2021年 社外取締役を5人に増員 2020年2020年 独立社外取締役を3人に増員 2021年2021年 独立社外取締役を4人に増員 2021年2021年 コーポレートガバナンス委員会を拡充 2021年2021年 サステナビリティ委員会を設置 2021年2021年 コーポレートガバナンス委員会を 2004年 社外取締役1人を選任 2008年 社外取締役を2人に増員 2008年 独立社外取締役1人を選任1990〜 1990年 監査役会設置会社として リンテック株式会社が発足 2011年2011年 執行役員制度を導入2016年 2016年 取締役会の実効性評価を開始 2015年2015年 2015年2015年 監査等委員会設置会社に移行社外取締役を4人に増員独立社外取締役を2人に増員 2018年2018年 コーポレートガバナンス委員会を設置 (独立社外取締役2人が参画)(全独立社外取締役が参画)(全社外取締役が参画)指名・報酬委員会に改称コーポレートガバナンスの変遷機関設計経営と 執行の分離ガバナンス社外取締役独立社外 取締役委員会など2020〜取締役会実効性評価 当社では年に一度、取締役全員に対してアンケートおよび自由記述の手法により、当社取締役会の実効性に関する評価についての調査を行っており、直近では2023年4月に実施しました。当社では取締役会の実効性のさらなる向上を目指す観点から第三者によるガバナンスサーベイを利用しており、このサーベイにより抽出された「当社の評定が対象企業群(素材・化学業種かつ時価総額5,000億円以上の企業群、外国人持株比率30%以上の企業群)と比べ低かった項目」を取り組みの案として挙げ、これらについて各取締役の意見を聞く形で進めました。得られた結果を代表取締役が分析評価・課題の抽出を行い、今期に優先的に取り組むべきものを検討した結果、「収益改善の取り組み」「長期的な経営幹部の育成」「役員報酬におけるサステナビリティ・ESGパフォーマンス要素の導入」を優先課題と認識しました。当社ではこれらについて年間を通じて議論を深め、必要な施策を講じていくことを予定しています。一連のプロセスを受け、当社の独立社外取締役からアンケートの内容や評価プロセスは合理的であり、合理的かつ相当な施策が立案されているとの意見を得ました。かかる評価を踏まえ、当社は引き続き取締役会の実効性を高めるためのさらなる環境整備を進めていきます。2023年3月期における取締役会(取締役審議会*を含む)での主な議論の内容

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