しつけ2011201920202021202220231003937353531100755025048* 5S:整理・整頓・清掃・清潔・躾安全衛生マネジメントシステム組織図 本社工場統括安全衛生管理者着火事故予防委員会* 4工場:吾妻工場、熊谷工場、龍野工場、三島工場本社安全事務局と4工場*の 安全管理者繰り返しながら全従業員へのBCMS浸透を図り、活動の活性化と充実に努めていきます。(3月期)社会安全衛生統括者安全管理責任者本社安全事務局安全運営委員会安全衛生委員会その他委員会災害ゼロに向けて 当社グループの生産現場では安全を最優先し、労働災害ゼロを目指して操業しています。労働安全衛生マネジメントシステム「ISO45001」に準拠した労働安全衛生方針を制定し、日頃からリスクを評価して安全基準を設けるリスクアセスメントや危険予知訓練、各種安全パトロールによる5S*の徹底など、さまざまな取り組みを実施しています。また、各事業所では安全衛生委員会を毎月開催し、安全活動の進■状況を確認・共有しているほか、国内生産拠点の安全担当者を集めた全社安全大会を開催するなど、各事業所の取り組みについて情報交換を行っています。今後も災害ゼロに向けてさまざまな活動を実施していきます。事業継続への取り組み 当社グループでは万一災害などが発生しても、事業の 継続あるいは早期再開ができる体制の強化を図っており、国内全拠点と東京リンテック加工(株)、リンテック・スペシャリティー・フィルムズ(台湾)社がBCMS(事業継続マネジメントシステム)の国際規格「ISO22301」の認証を取得しています。事業活動を中断させるような自然災害や事故などが発生した際、従業員の安全を確保したうえで速やかに製品供給を再開し、顧客をはじめとするステークホルダーへの影響を最小限に抑えることができるよう、拠点ごとに事業内容や拠点の特性に応じた演習を実施。2023年3月期は27拠点で482回の演習を行いました。今後も演習を 品質管理の徹底 当社グループではQMS(品質マネジメントシステム)の国際規格である「ISO9001」の認証取得を推進しており、事業部門ごとに活動していた品質保証体制をグループQMSとして一つに統合したほか、海外12拠点でも同認証を取得しています。また、製造現場における日々の検査で品質管理を徹底し、各製造拠点の担当者や営業担当者に対しては、品質の維持・向上および品質事故の予防に向けた従業員教育を継続的に実施しています。さらに、サプライヤーの協力を得ながら調達原材料の品質安定を図ることで、原材料に起因する品質事故も抑制。当社の品質事故件数については、2011年3月期を100%とした場合、2023年3月期は31%にまで減少しました。一方、品質事故が発生した際の迅速な情報収集から、その原因分析および再発防止までを目的とした管理システムも構築・運用し、速やかな対応が取れる体制を国内外で整備しています。品質事故件数 (2011年3月期の件数を100%とした比率)%公正な取引 当社グループでは全てのサプライヤーとの間で自由な競争原理に基づく公正・透明な取引を行うことを基本方針とし、関連法規・社会規範を遵守した調達活動を行っています。また、当社ではサプライヤー各社にさまざまな機会を通じて人権尊重、労働・安全衛生、情報セキュリティー、企業倫理など、多角的な観点からCSR活動の徹底を要請しています。2023年3月期も主要サプライヤーへのアンケート調査を通じて経営、マネジメント・労務、サービス、BCP(事業継続計画)、海外対応などの評価を行い、パートナーシップの維持・強化とCSR調達に努めました。
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