202220232024(予想)LSV 2030-Stage 1144161170153150100502021洋紙事業部門 売上高億円 200034(3月期)洋紙事業部門長メッセージ 2023年3月期は、主力のカラー封筒用紙は市況が低迷する中、価格改定効果もあり前期並みの売上高となりました。また、半導体需要の不調により無塵紙などの工業用特殊紙が減少しましたが、学校行事が再開されたことで色画用紙が堅調に推移し、耐油耐水紙もファストフード店などでのテイクアウト需要の増加によって好調に推移しました。全体では増収となりましたが、パルプ価格の上昇が利益を大きく圧迫し、非常に厳しい一年となりました。 当事業部門にとって利益率の改善が喫緊の課題となります。お客様のご理解を頂きながら製品の価格改定を進めていくとともに、現在の生産量に合わせた適正な生産体制への見直し、規格改廃による在庫の削減などに努めていきます。また、ペーパーレス化が進んでいく中で成長していくためには、環境配慮製品の拡充が■となります。コンビニ弁当の容器として使用できる厚物の耐油耐水紙やクリアファイルの代替素材となる半透明紙、そのほかプラスチックに代わる各種包材としてニーズがある高機能紙、生分解性ヒートシール紙などの開発・拡販に注力していきます。執行役員 事業統括本部 洋紙事業部門長青あおき木 智さとしValue Creation Strategy事業戦略中期経営計画「LSV 2030-Stage 1」に おける主な取り組み• 脱プラ・フードロス対応新製品の開発・拡販 • 新製品の開発と市場展開• 既存製品の競争力強化による新たな用途展開• 海外市場への特殊機能紙の拡販洋紙事業部門 事業部門紹介 国内トップシェアを誇るカラー封筒用紙や色画用紙をはじめ、クリーンルームなどで使用される無塵紙や食品の包装に使われる耐油耐水紙といった特殊機能紙、独特の風合いを持った高級印刷用紙、壁紙の裏打ち紙に使用される建材用紙などを製造・販売しています。また、近年高まっている脱プラスチックニーズに対応した製品の開発・提案も強化しています。洋紙・加工材関連
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