202220232024(予想)LSV 2030-Stage 1553674615612• 次世代デバイス製造プロセス用薄膜・高密度・多積層 • 車載・パワーデバイス用、MEMS(極小電気部品)用 • カーボンナノチューブ応用製品の上市アドバンストマテリアルズ事業部門 売上高億円 8006004002002021032シェア拡大製品の開発半導体プロセステープの開発(3月期)アドバンストマテリアルズ事業部門長メッセージ 2023年3月期は、コロナ特需の剥落や中国におけるゼロコロナ政策による経済の低迷に加え、地政学的な問題から世界的なインフレが進行したことにより消費マインドが大きく低下し、スマートフォンやパソコン、さらには車載や産業用途の需要など、エレクトロニクス市場全体が低迷しました。当事業部門においては、急激に進行した円安のプラス効果はあったものの、売り上げ面では前期実績に対してマイナスの結果となりました。 厳しい事業環境にありますが、当社では今後のエレクトロニクス市場の回復や製品需要の再拡大を見据えた準備を進めています。設備投資面では、積層セラミックコンデンサ関連テープの生産設備が2023年3月に1機完成しましたが、今期中に1機、2025年3月期末までにさらに2機増設するほか、半導体関連粘着テープの新生産設備も2024年初頭に完工となる予定です。生産体制の強化と同時に、グローバルに展開している各拠点での業務のスマート化や変化するサプライチェーンへの対応にも注力していきます。また、微細な電子回路の形成に不可欠なEUV露光装置用ペリクルといった新製品の早期上市も目指していきます。Value Creation Strategy事業戦略常務執行役員 事業統括本部副本部長兼 アドバンストマテリアルズ 事業部門長持もちだ田 欣きんや也中期経営計画「LSV 2030-Stage 1」に おける主な取り組み• 積極的な投資による半導体・電子部品関連製品の アドバンストマテリアルズ 事業部門 事業部門紹介 半導体の製造・実装工程で重要な役割を果たす特殊粘着テープとその特性を最大限に引き出すための装置、そして積層セラミックコンデンサの製造に不可欠な剥離フィルムなどを製造・販売しています。今後も大きな成長が予想されるエレクトロニクス業界において独自の地位を築いており、引き続き当社グループの業績を牽引していくことが期待されます。電子・光学関連
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