△9.0△11.42021△2.7△8.720222023(予想)201920202021202220233633680.910.860.920.810.65マックタックグループ 売上高/営業利益(損失)億円 1,0007505002500020192020 営業利益(損失)(右軸) 売上高 億円40300.7520100.500.25-10-20(12月期)0.0024 当期の連結売上高は米国での買収効果や円安影響も加わって、前期比278億円増の2,846億円と過去最高を記録しました。しかし利益面では、パルプをはじめとする原燃料価格の大幅な上昇や、電子・光学関連製品需要の急激な減少による生産設備の稼働率低下に伴う操業損失の増加といった大きなマイナス影響がありました。買収効果などによるマックタック・アメリカ社の黒字化、徹底したコスト削減や製品の価格改定といった増益要因はあったものの、これらの落ち込みをカバーするには至らず、営業利益は前期比78億円減の138億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比51億円減の115億円となりました。 2024年3月期についても、特に期前半はエレクトロニクス市場の低迷や原燃料価格の高止まり、米国景気減速の影響を大きく受けることから、業績予想は増収減益としました。当社グループとしては収益の改善に向けて、引き続き徹底的なコスト削減や生産性の向上、価格改定などを進めていきます。今期の想定為替レートは1米ドルを135円としています。またパルプ価格は足元では下がってきていますが、高騰時に購入した在庫の影響により、前期の110円/kgに対して今期は117円/kgを想定しています。これについては1円の変動で営業利益に約1億円の影響があります。なお、今年5月に公表したカナダ法人からの事業並びに関連資産買収の影響については、今期予想に含まれていません。(3月期末)取締役常務執行役員 管理本部長柴しばの野 洋よういち一8368154775.6PBR(株価純資産倍率)倍1.00CFOメッセージIR、財務、情報システムの 各方面から企業価値向上を目指していきます財務戦略2023年3月期の振り返りと今後の見通し
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