統合報告書2023
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上げました。同ブランドの製品開発においては当社独自のシート化技術に加え、米国子会社の研究開発拠点が持つ先端材料「カーボンナノチューブ」の技術などを応用し、他社や大学とも連携しながら製品の早期市場投入を目指しています。 詳細はP20〜23参照  第130期(2024年3月期)につきましては引き続き厳しい事業環境にありますが、グループ全社の総力を挙げてこの難局を乗り越えていきたいと考えています。来期から始まる「LSV 2030-Stage 2」では、現状を踏まえた 新たな施策も組み込み、「LSV 2030」達成に向けた再 スタートを切ってまいります。当社グループではこのような厳しいときだからこそ攻めの姿勢を貫いて、今後の 成長が期待される分野の研究開発や設備への投資、 大きなシナジー効果や技術の獲得が見込めるM&Aなどを積極的に行っていく方針です。19代表取締役社長 社長執行役員また、社内の至るところから新製品のアイデアや提案が出てくるような環境づくりにも努めていきたいと考えています。 当社グループは全てのステークホルダーの皆様と価値を協創し、そうして得た利益を株主の皆様や社会に還元するとともに、さらなる成長のために投資していくという“価値創造サイクル”を回していくことで、持続的に企業価値を高めていきたいと考えています。 皆様には今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。最後に

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