統合報告書2022
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2,3592,568170216印刷材・+167産業工材関連電子・光学関連+24加工材関連洋紙・+18洋紙・△12加工材関連印刷材・+16電子・光学関連+41産業工材関連調整額+1702021年3月期2022年3月期2021年3月期2022年3月期売上高億円 産業工材事業部門では国内外ともにウインドーフィルムや自動車用粘着製品の需要が回復したほか、装飾用フィルムや通販向け装置についても好調に推移しました。 以上の結果、当セグメントの売上高は■,■■■億円(前期比■■.■%増)、営業利益は■■億円となりました。営業利益億円経営者による説明および分析経営成績 ■■■■年■月期の世界経済は資源・エネルギー価格の高騰やサプライチェーンの混乱があったものの、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進んだことなどにより、総じて回復基調をたどりました。一方、我が国においては新型コロナウイルス感染症の影響によって個人消費は低調だったものの、円安効果もあり企業業績は回復が見られました。 このような経営環境の中、連結売上高は半導体・電子部品関連製品が好調な需要に支えられ順調に推移したことに加え、ほかの製品についてもコロナ禍の影響を大きく受けた前期に比べて需要が回復し、おおむね堅調に推移したことなどにより、前期比■.■%増の■,■■■億円となりました。営業利益については電子・光学関連の大幅な増収効果や印刷材・産業工材関連の黒字化などにより、同■■.■%増の■■■億円となりました。税金等調整前当期純利益は営業利益の増加に加え、為替差益や 米国メーカーの買収に伴う負ののれん発生益の計上などに より、同■■.■%増の■■■億円となりました。税効果会計適用後の法人税等負担額は■■億円、親会社株主に帰属する当期純 利益は同■■.■%増の■■■億円となりました。 また、■株当たり当期純利益は前期の■■■.■■円から■■■.■■円に、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の■.■%から■.■%に増加しました。セグメントの状況印刷材・産業工材関連 印刷・情報材事業部門のラベル用粘着製品については、国内では化粧品や飲料キャンペーン用などの需要が低調だったものの、食品や通販関連の需要が増加したことにより、粘着紙・粘着フィルムともに堅調に推移しました。海外では中国やアセアン地域などのアジア圏において好調に推移したほか、米国における買収効果もあり大きく伸長しました。 電子・光学関連 アドバンストマテリアルズ事業部門については半導体関連粘着テープや関連装置、積層セラミックコンデンサ関連テープが■G対応のスマートフォンやカーエレクトロニクス用、テレワーク拡大に伴うパソコン用などの需要増加により好調に推移しました。 オプティカル材事業部門では大型テレビやパソコン、スマートフォン用などで光学ディスプレイ関連粘着製品の需要が堅調に推移しました。なお、収益認識に関する会計基準適用の影響を受け、当事業部門の売上高は前期に比べて大幅に減少しました。 以上の結果、当セグメントの売上高は■■■億円(前期比■.■%増)、営業利益は■■■億円(同■■.■%増)となりました。洋紙・加工材関連 洋紙事業部門については主力のカラー封筒用紙が堅調に推移したほか、クリーンルームなどで使用される工業用特殊紙やファストフード向け耐油耐水紙などの需要が回復しました。 加工材事業部門では剝離紙は前期並みの売り上げとなりましたが、合成皮革用工程紙は車両用の需要が回復し、炭素繊維複合材料用工程紙はスポーツ・レジャー用の需要が増加したことにより順調に推移しました。 以上の結果、当セグメントの売上高は■■■億円(前期比■.■%増)、営業利益は■■億円(同■■.■%減)となりました。

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