統合報告書2022
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(3月期) 国内  海外201820192020202120222,3272,2152,1712,0411,9471,7972,4642,7802,4262,6002,4001,8001,200600特許保有件数件3,000主な注力分野044研究開発3R(リデュース・ リユース・リサイクル) 当社では顧客ニーズに応える独創的な製品の開発を通じて企業価値の向上に努めており、これらの開発活動によって得られた特許権・商標権・意匠権などの知的財産を重要な経営資源と位置づけています。知的財産部では他社権利の尊重を大前提としながら、“技術立社リンテック”の生命線とも言える知的財産権の拡充を目的に、各研究開発部門および各事業部門と連動した戦略的な知的財産活動を推進。基盤事業領域と成長事業領域における特許ポートフォリオの構築、事業のグローバル化に対応した知的財産権の確保などによって、開発品から得られる利益の最大化を目指しています。 当社グループでは製品の開発・生産工程における環境配慮をメーカーとしての使命と捉えており、2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指しています。そのための取り組みの一環として、「カーボンニュートラル・チャレンジ」を研究開発本部のスローガンとして掲げており、CO2排出量の抑制につながる製品の無溶剤化や植物由来のバイオマス素材、生分解性素材の活用など、生産から廃棄までの環境影響を考慮した製品開発を行っています。 当社グループが持続的成長を遂げていくためには、既存事業の拡大に加えて従来の技術の枠に捉われない新製品・新事業の創出が不可欠です。長期ビジョン「LSV 2030」ではエレクトロニクス、エネルギー、サーマル、資源・エミッション、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を注力分野として、新たな事業の柱となる製品や社会的課題解決に貢献する製品の創出を目指しています。バイオマス素材を使用した再剝離タイプのラベル用粘着製品エレクトロニクスエネルギーサーマル資源・エミッション• 生分解性製品 • EUV露光装置用ペリクル • 次世代デバイス製造プロセス用材料 など• 薄型熱電発電モジュール • 高機能ウインドーフィルム など• 薄型軽量ペルチェモジュール • 高透明フィルムヒーター など• バイオマス製品 など• 高周波誘導加熱接着シート • リサイクル可能製品 など知的財産活動カーボンニュートラル・チャレンジ次世代を担う新製品・新事業の創出

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