統合報告書2021
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加工材関連洋紙・△8印刷材・△12電子・光学関連+35産業工材関連2,4072,359154170印刷材・△67産業工材関連電子・光学関連+71加工材関連洋紙・△52調整額+1722020年3月期2021年3月期2020年3月期2021年3月期売上高億円ウインドーフィルムは、第■四半期以降需要が回復しましたが、上期の落ち込みをカバーするまでには至らず大幅に減少しました。また、各種イベントの延期・中止などに伴い、装飾関連フィルムの需要が低調に推移しました。 以上の結果、当セグメントの売上高は■,■■■億円(前期比■.■%減)、営業損益は■億円の営業損失となりました。営業利益億円経営成績 ■■■■年■月期の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大や米中貿易摩擦の影響を大きく受けましたが、下期には持ち直しの動きが見られました。また、我が国においても秋口以降、中国や米国への輸出や個人消費に支えられ、景気は回復基調をたどりましたが、全体としては国内外ともに厳しい状況で推移しました。 このような経営環境の中、連結売上高は半導体・電子部品関連製品が好調な需要に支えられて順調に推移した一方、 そのほかの製品がコロナ禍の影響を受けて総じて低調に推移したことなどにより、前期比■.■%減の■,■■■億円となりました。営業利益については、アドバンストマテリアルズ事業部門の 増収効果やパルプ・石化原材料の価格下落などにより、同■■.■%増の■■■億円となりました。税金等調整前当期純利益は、営業利益の増加に加え、固定資産除却損や減損損失が減少したことなどにより、同■■.■%増の■■■億円となりました。 税効果会計適用後の法人税等負担額は■■億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同■■.■%増の■■■億円となりました。また、■株当たり当期純利益は前期の■■■.■■円から■■■.■■円に、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の■.■%から■.■%に 増加しました。セグメントの状況印刷材・産業工材関連 印刷・情報材事業部門のラベル用粘着製品については、国内では食品や通販関連は堅調でしたが、医薬やコスメ・トイレタリー関連の需要が減少したことにより低調に推移しました。海外では米国は堅調でしたが、中国やアセアン地域は低調に推移しました。 産業工材事業部門では、二輪を含む自動車用粘着製品や電子・光学関連 アドバンストマテリアルズ事業部門については、■G関連やパソコン、スマートフォンなどの需要増加により、半導体関連粘着テープおよび関連装置、積層セラミックコンデンサ関連テープともに好調に推移しました。 オプティカル材事業部門では、光学ディスプレイ関連粘着製品は、上期に需要低迷の影響を大きく受けましたが、第■四半期に入り大型テレビ用やスマートフォン用などの需要が回復したことにより前期並みとなりました。 以上の結果、当セグメントの売上高は■■■億円(前期比■.■%増)、営業利益は■■■億円(同■■.■%増)となりました。洋紙・加工材関連 洋紙事業部門については、主力のカラー封筒用紙をはじめ、色画用紙、耐油耐水紙など、全般的に需要低迷の影響を受けて低調に推移しました。 加工材事業部門では、合成皮革用工程紙は第■四半期に入り自動車用で需要の回復が見られましたが、航空機用などの炭素繊維複合材料用工程紙や一般粘着製品用剝離紙は需要低迷の影響を大きく受けました。 以上の結果、当セグメントの売上高は■■■億円(前期比■■.■%減)、営業利益は■■億円(同■■.■%減)となりました。経営者による説明および分析

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