統合報告書2021
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2 取締役会実効性評価 2021年4月に実施した取締役会実効性評価の概要については次のとおりです。《概要》 アンケートおよび自由記述の手法により、取締役全員に対して当社取締役会の実効性に関する評価についての調査を実施しました。今回は議論のベースとして、当社のコーポレートガバナンスに関して「外部機関の評価で点が取れていない項目」を取り組みの「案」として挙げ、これらについて取締役の意見を聞く形で進めました。その後、代表取締役が分析評価と課題の抽出を行い、今期優先的に取り組むべきものを検討した結果、「コーポレートガバナンスや経営方針(サステナ2004200820112015202159監査役会設置会社としてリンテック株式会社が発足社外取締役1人を選任執行役員制度を導入社外取締役を2人に増員独立社外取締役1人を選任監査等委員会設置会社に移行取締役会の実効性評価を開始社外取締役を4人に増員独立社外取締役を2人に増員コーポレートガバナンス委員会を設置(独立社外取締役2人が参画)社外取締役を5人に増員独立社外取締役を3人に増員独立社外取締役を4人に増員コーポレートガバナンス委員会を拡充(全独立社外取締役が参画)サステナビリティ委員会を設置(全社外取締役が参画)リンテック 統合報告書 2021アンケート形式で取締役全員に対し、当社取締役会の実効性に関する評価についての調査を実施代表取締役がアンケートの結果を分析評価し、課題を抽出分析評価で得られた課題について取締役会で議論し、対応策を決定ビリティ経営)について社外取締役の関与をさらに高める」 ことを取り組み課題としました。これら一連のプロセスを 受け、当社の独立社外取締役から今回の「取締役会全体の実効性」について最終評価を得ました。同取締役からは、 質問設定および手法はおおむね合理的と言え、回答を踏ま えて次期の施策を検討することにより、取締役会はよりその機能の向上を図ることができること、および本年における 課題の絞り込みも合理的かつ適切であるとの意見を得ま した。また、このような継続的な取り組みにより、取締役会はさらに機能の向上を図ることが可能であるとの意見も得ま した。かかる評価を踏まえ、当社は引き続き取締役会の実効性を高めるための環境整備を進めていきます。201620182020独立社外取締役からの評価を踏まえ、取締役会の実効性をさらに高めていくための対応策を推進取締役会実効性評価の実施プロセスコーポレートガバナンスの変遷1990アンケート分析独立社外取締役による評価議論対応策の実行

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