統合報告書2021
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1613 基本的な考え方 当社グループは法令遵守を徹底し、経営の透明性と企業倫理の意識を高め、迅速な意思決定および効率的な業務執行をしていくことが、コーポレートガバナンスの基本であると考えています。その充実と強化を通じて、グループの企業価値および株主共同利益のさらなる向上を目指していきます。 企業統治の体制1 企業統治の体制 当社は、会社の機関設計として監査等委員会設置会社を選択しています。取締役会での議決権を持つ監査等委員である取締役を置き、取締役会の監督機能を強化することで、コーポレートガバナンスの一層の充実とさらなる経営の効率化を図る体制としています。取締役12人(うち監査等委員3人)を選任しており、取締役のうち5人が社外取締役です。 取締役会については、経営に関する重要な意思決定を行うため毎月1回開催するほか、必要に応じて臨時に開催し、迅速な意思決定に努めています。また、業務の執行を担う執行役員(取締役兼務者を含む)を中心とした経営会議も毎月1回開催し、各部門間の情報の共有を通じて、業務執行の効率化に努めています。58Sustainability12人中4人株主総会※社外取締役も参画取締役会(取締役)代表取締役経営会議(執行役員)業務執行部門・グループ会社コーポレートガバナンス体制監査等委員会設置会社機関設計12人 (5人)取締役の人数 (うち社外取締役の人数)監査等委員の人数 (うち社外取締役の人数)3人 (2人)独立社外取締役の人数取締役の任期取締役会の回数 (2021年3月期)執行役員制度の導入買収防衛策の導入監査法人独立社外取締役比率監査等委員会(監査等委員である取締役)コーポレートガバナンス委員会監査室4人1年14回ありなしEY新日本有限責任監査法人12人中2人選任/解任指示、諮問報告、答申、提案報告推進 監査等委員会については毎月1回開催し、当社の内部監査部門である監査室から報告された事項を中心に、モニタリング監査を実施しています。監査等委員会は取締役に対する職務の執行の妥当性・適法性監査を行うほか、一人ひとりの監査等委員は取締役会における議決権の行使を通じて、取締役の職務の執行を監督する役割も担っています。諮問助言・ 提言選任/解任監査・監督(独立社外取締役、代表取締役)連携内部監査選任/解任連携会計監査内部統制監査報告コーポレートガバナンス体制図サステナビリティ委員会環境委員会社会・ガバナンス委員会全社リスク管理委員会SDGs委員会リンテック 統合報告書 2021意思決定業務執行女性役員比率会計監査人ガバナンス

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