統合報告書 2020
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リンテック 統合報告書 202053199020042007200820112015201620182020監査役会設置会社としてリンテック株式会社が発足監査等委員会設置会社に移行執行役員制度を導入取締役会の実効性評価を開始買収防衛策を導入買収防衛策を廃止コーポレートガバナンス委員会を設置独立社外取締役を3人に増員独立社外取締役を2人に増員独立社外取締役1人を選任社外取締役1人を選任社外取締役を2人に増員社外取締役を4人に増員コーポレートガバナンスの歴史 取締役会実効性評価 2020年4月に実施した取締役会実効性評価の概要については次のとおりです。《概要》 取締役全員に対し、アンケートおよび自由記述の手法に より、当社取締役会の実効性に関する評価についての調査を実施しました。得られた結果を代表取締役が分析評価し、課題を抽出した結果、「取締役会で承認・実行した事項について、進捗の確認および結果の検証も行い、取締役会としてPDCAサイクル*を回す運営に変えていく」方針を取締役会において決定しました。また、それらに付随する取り組み(一部の議案に対する説明の充実等)を担当部署の課題として挙げました。これら一連のプロセスを受け、当社の独立社外取締役から、今回の「取締役会全体の実効性」について最終評価を得ました。同取締役からは、質問設定および手法はおおむね合理的といえ、回答を踏まえて次年度の施策を検討することにより、取締役会はよりその機能の向上を図ることができること、および本年における課題の絞り込みも合理的かつ適切であるとの意見を得ました。また、このような課題は社内で工夫を重ねて克服されていくものであり、必ずしも1年間で解決できる課題ではなく、克服に向け継続的に検討・実施されることが株主の付託に応えるものであるとの意見も得ました。かかる評価を踏まえ、当社は引き続き取締役会の実効性を高めるためのさらなる環境整備を進めていきます。* PDCAサイクル:Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→ Action(改善)という4段階の活動を繰り返し行うことで、継続的にプロセスを改善していくという考え方 取締役に対するトレーニングの方針(1)新任者トレーニング 就任後に、法務・会計等の経営に必要な知識に関する外部機関トレーニングを実施する。(2)定期トレーニング 年1~2回程度、弁護士等の外部講師を招いて時事問題をテーマとしたトレーニングを実施し、ボードメンバーとしての判断センスを磨く機会を提供する。取締役会実効性評価の実施プロセスアンケート形式で取締役全員に対し、当社取締役会の実効性に関する評価についての調査を実施分析評価で得られた課題について取締役会で議論し、対応策を決定代表取締役がアンケートの結果を分析評価し、課題を抽出議論独立社外取締役からの評価を踏まえ、取締役会の実効性をさらに高めていくための対応策を推進対応策の実行分析アンケート独立社外取締役による評価Financial InformationStrategyOverviewFoundation

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