統合報告書 2020
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リンテック 統合報告書 202037 研究開発方針 当社では既存事業における競争力の強化と新規事業・新製品の創出に向け、手がけたテーマを必ず形にすると いう強い決意を持って研究開発を推進しています。「フロントローディング設計」や「ワンストップ開発」をキーワードに開発効率・スピードの向上に努めているほか、研究所と各事業部門などとの連携による「ステージ・ゲート・システム」という研究開発スキームを構築し、中・長期テーマを中心に新たな価値創造の実現に向けて取り組んでいます。 当社の開発プロセス  通常の開発プロセス設計の初期段階における課題やリスクの洗い出し作業負荷開発の流れ変更が容易で低コスト変更が難しく高コスト 1 フロントローディング設計 顧客ニーズや開発プロセスの精査に重きを置き、製品開発の初期段階で可能な限り開発上の課題やリスクを洗い出す手法です。事前に対策を講じて途中段階でのやり直しを極力抑えることで、開発効率を高め、コスト削減にも寄与します。大型テスト塗工設備 2 ワンストップ開発 新規材料開発と量産化に向けたプロセス開発を同時並行で進めていこうという考え方です。工場の量産設備に近い大型のテスト用粘着剤塗工設備や剝離剤塗工設備などの導入によって、量産に必要な粘着剤および剝離剤の配合や塗工時の環境条件などのデータを研究所で収集できるようになり、量産化までの開発スピードの向上という面で大きな成果が出ています。FoundationOverviewFinancial InformationStrategy

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