統合報告書2019
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ESGガバナンス社外取締役の状況1 社外取締役 当社は、社外取締役として大春敦氏、飯塚匡信氏、大岡哲氏および大澤加奈子氏の4人を選任しており、大岡哲氏および大澤加奈子氏の2人は監査等委員です。氏名各社外取締役と当社との人的・資本的・取引関係、その他の利害関係選任の理由大春 敦同氏と当社の間には特別の利害関係はありませんが、同氏が執行役員を務める日本製紙株式会社は当社の主要な取引先であり、同社と当社の間には、原材料等の仕入れで2,195百万円、製品等の売り上げで35百万円の取引(いずれも2019年3月期実績)が存在しています。また、同社は当社の主要な株主であり、2019年3月末時点において21,737,792株(当社発行済株式総数[自己株式を除く]の30.10%)を保有しています。同氏は、日本製紙株式会社における役員経験ならびに同社営業部門における長年の業務経験を通じて得られた知識・経験等を基に、当社取締役会の監督機能強化の役割を果たしていただくことができる人材であり、社外取締役として選任しています。飯塚 匡信同氏と当社の間には特別の利害関係はありませんが、同氏が執行役員を務める日本製紙株式会社は当社の主要な取引先であり、同社と当社の間には、原材料等の仕入れで2,195百万円、製品等の売り上げで35百万円の取引(いずれも2019年3月期実績)が存在しています。また、同社は当社の主要な株主であり、2019年3月末時点において21,737,792株(当社発行済株式総数[自己株式を除く]の30.10%)を保有しています。同氏は、日本製紙株式会社および同社子会社における役員経験ならびに同社生産部門における長年の業務経験を通じて得られた 知識・経験等を基に、当社取締役会の監督機能強化の役割を果たしていただくことができる人材であり、社外取締役として選任しています。大岡 哲同氏と当社の間には特別の利害関係はありません。同氏は、政策金融における長年の経験や豊かな国際経験と専門的学識経験、さらには当社とは異なる業界における社外取締役として得られた知識・経験等を基に、当社取締役会の監査・監督機能強化の役割を果たしていただくことができる人材であり、取締役である監査等委員として選任しています。また、同氏は株式会社東京証券取引所の定める独立役員に指定されています。大澤 加奈子同氏と当社の間には特別の利害関係はありません。同氏は、弁護士としての高度な法律知識および幅広い見識、さらには国内外の企業法務に携わることで得られた知識・経験等を基に、当社取締役会の監査・監督機能強化の役割を果たしていただくことができる人材であり、取締役である監査等委員として選任しています。また、同氏は株式会社東京証券取引所の定める独立役員に指定されています。2 社外取締役の独立性に関する当社の考え方 当社は、社外取締役の独立性に関する基準や方針を定めてはいませんが、独立性に関しては(株)東京証券取引所が定める基準を参考にしています。また、就任は当社からの要請に基づくものであることから、経営の独立性は確保されていると認識しています。3 社外取締役による監督または監査と内部監査、監査等委員会監査および会計監査との相互連携ならびに内部統制部門との関係 社外取締役は取締役会へ出席し、議案審議等に必要かつ有効な発言を適宜行っているほか、内部監査部門、会計監査人と連携を取り、取締役の職務執行を監督しています。監査の状況1 監査等委員会監査の状況 当社の監査等委員会は監査等委員である取締役3人で構成されており、うち2人が社外取締役です。監査等委員会は内部統制システムを活用しながら監査室および会計監査人と連携し、必要な報告を受けるとともに、意見交換等を通じて、取締役の職務執行の監査を行います。また、各監査等委員は経営会議等に出席して監査に必要な情報を入手し、 取締役として取締役会に出席し、意見の陳述や決議への参加を通じて、取締役の職務執行の監督を行います。なお、監査等委員の岡田浩志氏は当社の管理部門および監査部門などにおいて、長年の業務経験を重ねてきていることから、財務および会計に関する相当程度の知見を有しています。58リンテック 統合報告書2019

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