統合報告書2019
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53リンテック 統合報告書2019地域清掃活動マングローブの植樹活動 世界最大のマングローブ生育面積を誇るインドネシアでは、近年、エビの養殖場の造成や港湾開発のためにマングローブの伐採が進み、沿岸部の侵食などが問題となっています。そこでリンテック・インドネシア社では、地域に根ざした活動として、マングローブの植樹活動を2016年から毎年実施。リンテック・ジャカルタ社や地域住民の方々、地元の水産大学とも協力しながら4年間で8,500本の植樹を行いました。定期的に生育状況を確認し、水没しそうな苗を植え直すなどの取り組みによって、多くの苗が順調に成長しています。 点で勉強会や演習を実施しています。また、製品の安定供給に必要な原材料のサプライヤーに対しても、その事業継続能力の評価を進めるとともに、BCP(事業継続計画)の導入と、それを組織的に運用する体制の整備を要請しています。公正な取引 当社グループでは、全てのサプライヤーとの間で自由な 競争原理に基づく公正・透明な取引を行うことを基本方針 とし、関連法規・社会規範を遵守した調達活動を行ってい ます。また、サプライヤー各社にはさまざまな機会を通じて、人権尊重、労働・安全衛生、情報セキュリティー、企業倫理など、多角的な観点からCSR活動の徹底を要請しています。 2019年3月期も主要サプライヤーへのアンケート調査を通じて、経営・労務・サービス・品質・環境面などの評価を行い、パートナーシップの維持・強化とCSR調達に努めました。社会貢献活動 当社グループは地域や社会に支えられ、その一部であることを認識し、さまざまな社会貢献活動を行うことで、企業活動で得た利益を社会に還元しています。 リンテック本社では、所在地である東京都板橋区在住の障がい者の方などを対象に毎年支援活動を行っています。2018年5月には、12回目となるプロ野球観戦イベントを実施し、障がい者と介助者の方、また地元の少年野球チームの小学生とそのご家族の方、計684人を東京ドームにご招待しました。また同年10月には、障がいの有無にかかわらず音楽を通じて交流を深めるイベントとして、ジャズコンサートを開催。障がい者の方や地域の方など約600人にお楽しみいただきました。そのほか、集団献血や災害復興支援などの活動にも取り組んでいます。 本社以外でも、各拠点周辺の清掃活動をはじめ、地域の お祭りへの参加・協賛、工場見学の受け入れなど、地域に根ざしたさまざまな活動を行っています。さらに海外の各拠点 においても、植樹活動や支援を必要とする人への寄付、各種ボランティア活動などを実施。今後も当社グループでは、良き 企業市民として積極的に社会貢献活動を行い、社会との共生を図っていきます。地域の方を招待して開催したジャズコンサートFinancial InformationESGStrategyOverview

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