統合報告書2019
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51リンテック 統合報告書2019テーマ別研修のようす行動規範ガイドラインダイバーシティに向けた取り組み 女性従業員の活躍促進の一環として、当社では女性従業員や管理職向けの各研修を通じて、女性従業員自身や職場全体の意識改革を推進してきました。女性監督職や新卒採用者の女性比率の増加にも取り組むほか、出産や家族の介護、配偶者の転勤などにより退職した従業員を即戦力として再雇用する「ジョブリターン制度」を導入し、女性の活躍の場が広がるよう努めています。また、60歳の定年を迎えた従業員を1年間の有期契約で最長65歳まで再雇用する「定年再雇用制度」を設けているほか、定年の65歳への引き上げも検討しています。そのほか、必要に応じて社内設備の改修を行うなど、障がい者の採用拡大にも努めており、2019年3月期の障がい者雇用率は法定雇用率の2.2%を上回る2.40%となりました。障がい者雇用率ハラスメント対策 当社グループでは、CSR経営の一環として全従業員に配付している「行動規範ガイドライン」にハラスメントの禁止を明記し、管理職研修や全従業員を対象とするCSR勉強会において、ハラスメントについての正しい認識を周知徹底しています。また国内においては、2020年4月施行予定のパワーハラスメント防止措置法案に先駆けた取り組みとして、リンテックおよびグループ会社の全従業員を対象とした201720162015201820192.42.22.01.802.401.972.061.941.78% (3月期)「職場環境改善のためのハラスメント研修」を事業所ごとに実施するとともに、「ハラスメント相談窓口」を新設しました。今後も、海外を含めグループ全体でハラスメントの防止に取り組んでいきます。従業員教育 当社では勤続年数やキャリアに応じた人材教育プログラムとして、全社階層別研修制度を導入しています。また、法務研修や全社情報セキュリティー研修などのテーマ別研修やグローバル人材の育成に向けた語学研修などを行い、従業員のキャリアアップを促進。従業員の能力向上・人材育成費用は年間約3,000万円になります。そのほか、イントラネットを用いた「e-ラーニング」を実施し、環境や品質、BCMS(事業継続マネジメントシステム)、コンプライアンス、CSRといったテーマについて全従業員の理解度向上にも努めています。Financial InformationESGStrategyOverview

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