剥離紙・剥離フィルムの最も大きな役割は、シールやラベルなどの粘着製品が貼られるまでの間、粘着剤面をしっかりと保護することです。紙やフィルムにシリコーンなどの剥離剤を塗ることで、粘着剤面からきれいに剥がせるようになっています。最終的には剥がして捨ててしまうこの剥離紙・剥離フィルムですが、粘着剤の種類に応じた適度な剥離力や、印刷・抜き加工に対応するための厚みや強度、加工・搬送適性、さらには貼り方(手作業または機械貼り)に応じた剥がしやすさにまで配慮しています。



剥離紙・剥離フィルムといえば、まずはシール・ラベルなどの粘着製品の裏側に、台紙として貼り合わされているツルツルの紙やフィルムのこと。粘着製品のいわば“名脇役”であるこの部材には、実はモノづくりに変革をもたらす無限の可能性が詰まっています。剥がす技術の奥深さをぜひ御覧ください。
剥離紙・剥離フィルムの最も大きな役割は、シールやラベルなどの粘着製品が貼られるまでの間、粘着剤面をしっかりと保護することです。紙やフィルムにシリコーンなどの剥離剤を塗ることで、粘着剤面からきれいに剥がせるようになっています。最終的には剥がして捨ててしまうこの剥離紙・剥離フィルムですが、粘着剤の種類に応じた適度な剥離力や、印刷・抜き加工に対応するための厚みや強度、加工・搬送適性、さらには貼り方(手作業または機械貼り)に応じた剥がしやすさにまで配慮しています。

剥離紙・剥離フィルムの最も大きな役割は、シールやラベルなどの粘着製品が貼られるまでの間、粘着剤面をしっかりと保護することです。紙やフィルムにシリコーンなどの剥離剤を塗ることで、粘着剤面からきれいに剥がすことができるようになっています。最終的に剥はがして捨ててしまうこの剥離紙・剥離フィルムですが、粘着剤の種類に応じた適度な剥離力や、印刷・抜き加工に対応するための厚みや強度、加工・搬送適性、さらには貼り方(手作業または機械貼り)に応じた剥がしやすさにまで配慮してつくられています。
皆さんがお持ちのかばんや靴、衣類や家具などに使われている合成皮革。最近では、本革と見間違えてしまうような物もあります。この合成皮革の柄をつくるための、いわば型紙の役割を果たすのが、リンテックの製造している「合成皮革用工程紙」と呼ばれる剥離紙です。リンテックでは、100種類以上の豊富な柄をラインアップしており、お客様の幅広いニーズにお応えしています。

紙の表面に剥離剤を塗工し、さらにその上に型押しロールで凹凸の柄を形成した工程紙に、ポリウレタンなどの樹脂を塗って基布を貼り合わせ、乾燥後にこれを剥がすことで柄を転写します。工程紙には柄のデザイン性はもちろん、適度な剥離力や繰り返し使用するための耐久性などが求められます。リンテックの工程紙は、独自の剥離技術を生かした品質の良さや、安定的な供給体制により、世界でも有数の実績を誇っています。

航空機のことを「鉄の塊」と言う人がいますが、実は最新の航空機では、機体の約半分に、炭素繊維と樹脂からなる複合材料が採用されています。軽くて強いことが特徴の炭素繊維は、機体を軽くして燃費を良くするだけでなく、強度が高まり、さびる心配も減るため、窓をより大きくできたり、機内の気圧や湿度を調整したりとさまざまなメリットがあります。この炭素繊維複合材料は航空機だけでなく、既にゴルフクラブのシャフトや釣りざおなどに多く使われています。そしてその製造過程で、炭素繊維を樹脂で固めてシート状の中間材料に加工する際に台紙として使われるのが、工程紙と呼ばれる剥離紙です。リンテックでは、剥がしやすさはもちろん、耐熱性や寸法安定性にもこだわっています。
