CSR

新型コロナウイルス感染症への取り組み

世界的な新型コロナウイルス感染症拡大により、前例のない環境変化に直面しています。
リンテックグループは「リンテックグループ 新型コロナウイルス感染防止対策 基本指針」を制定し、従業員一人ひとりの健康と命を守ることと、企業の使命として製品供給を途絶えさせないことを両立するための取り組みを進めてきました。
さまざまな国に存在するグループ各社では、地域の感染拡大状況に応じて、職場での対策強化や勤務体制の工夫を続けており、国内(リンテックおよびグループ会社)の従業員に向けた通達の発信回数は、2020年度内に延べ54回を数えました。

職場で実施した対策

オフィス環境とPC・通信環境の整備

リンテックでは従業員の安全を守るために、できることから着手し工夫を重ね、順次新たな取り組みも行ってきました。
オフィス環境については、各座席、ミーティングスペースに飛沫防止のパーテーションを設置しているほか、出社率目安(20~50% ※感染拡大の時期による)を定めた運用や、東京近郊の事業所や独身寮にサテライトオフィスを設置するなど、3密(密閉・密集・密接)回避のための具体的な施策に取り組んでいます。また、一部の事業所では非接触型顔認証温度測定システムや、換気を確認するための簡易型二酸化炭素測定器、空気中のウイルス・細菌を除去するUV殺菌装置も導入しています。
PC・通信環境についても、テレワーク体制を整える一環として急速に改革を進め、モバイルPCへの機種変更やオンラインコミュニケーションツールの導入、回線増強、社内申請書類のワークフロー化(ペーパーレス化)など、従業員がテレワークを円滑かつ安全に行えるように取り組んできました。

非接触型顔認証体温測定器
UV殺菌装置
飛沫防止のパーテーション

職場で実施している対策

会議、研修などは、狭い空間に密集するようなことのないようオンラインコミュニケーションツールを活用して開催しています。やむを得ない場合はできる限り人と人との間隔を空けられる広い会場にて開催し、少しでも体調が思わしくない人は参加させないなどの対策を徹底しています。社内イベントも地域の感染症拡大の状況に応じて中止や延期としています。このほか、各職場、各拠点の玄関口等にアルコール消毒を設置し、来客にも手指消毒、うがい手洗いの協力を要請しています。

個人でできる感染予防策の啓蒙

従業員は会社の一員である前に地域社会の一員であり、リンテックグループでは、公私の別なく感染予防に取り組むよう呼びかけています。
手洗い・うがい・咳エチケット、人が密集する空間でのマスク着用の徹底のほか、ソーシャルディスタンスの確保や、免疫力を高めるため食事と休養をしっかりとることなどを推奨しています。

労働関係施策

新型コロナウイルス感染症対応をきっかけとして急速に拡がったテレワークですが、リンテックではテレワークを一時的な対応としてではなく、勤務形態の「新状態」に向けた、今後の労働生産性向上のための施策の一つと位置づけています。
今後の制度活用を念頭に「就業規則」を改定したほか「テレワーク勤務規程」も制定し、次のような変更をしています。

  • 在宅勤務手当の新設
  • 在宅勤務者に対する通勤定期券代支給基準の見直し
  • コアなしフレックス勤務制度の導入

今後は制度のさらなるブラッシュアップを目指し、テレワーク勤務ができない従業員への対応、在宅勤務者の過重労働や心のケア、マネージャー職の労務管理能力の向上、時間有給休暇制度の導入など、変化のスピードが著しい時代の中、さまざまな動きに迅速かつ柔軟に取り組んでいきます。