サステナビリティレポート2023
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■ 予防型EAPシステムの概要● 直営相談所(東京・大阪・名古屋)● 提携機関(全国150か所)● メンタルヘルス基礎知識の案内● メンタルセルフチェック*1 予防型EAP : Employee Assistance Program(従業員支援プログラム)の略称。既に不調を訴えている従業員への「対処」に加え、健康な従業員に対する「予防」にも重点を置き、 従業員が働きやすい職場をつくることで生産性を上げようとする従業員プログラム。より詳しい情報はサステナビリティサイトへ検索リンテック 従業員とともに(人権・雇用)し、受診率は97.5%でした。また、リンテックグループの社員とその家族のために、健康、メンタルヘルス、育児、介護、法律、家計などの悩みを専門家に相談できる、サポートホットラインを設置しています。さらに、外部委託している当社グループの専用ライン「職場環境改善のためのハラスメント相談窓口」を設け、ハラスメントなどについて臨床心理士に電話相談できる体制を整えています。電話カウンセリングウェブカウンセリング面接カウンセリング総合情報サイト● 心理専門相談員によるカウンセリング● 指導医との三者面談・医療機関の紹介● ウェブによる個別相談利用者心の相談ネットワークストレスチェック相談受付センター紹介報告(ウェブ/書面)健康相談提携カウンセリング医療機関24ワークライフバランス 安心して仕事に取り組み、その能力を十分に発揮するには「ワークライフバランス」の実現が不可欠です。リンテックでは、多様な人材が生き生きと働ける職場環境づくりやキャリア促進に向けて、就業規則の改定や働きやすい職場づくりに向けた多面的な取り組みを検討・実施しています。リタイアメントプランニング研修・ライフプラン研修 リンテックでは、世代別に「リタイアメントプランニング研修」や「ライフプラン研修」を定期的に実施しています。これらの研修は、ライフイベントにおける支出など、今後充実した生活を送るために必要な資産形成について学び、健全な財産形成および仕事に専念できる環境の構築を目的としています。社会情勢の変化や個人の価値観が多様化する中において、ライフプランの重要性を周知するよう、今後も情報提供に努めていきます。長時間労働対策 リンテックでは社員の健康管理に積極的に取り組んでいます。体や心に過度の負担をかける深夜残業・長時間労働を防ぐため、人員の適正配置や業務量の平準化、上司による残業時間管理を行っています。そのための仕組みとして、職場ごとのノー残業デー、フレックス勤務制度、裁量労働制に加え、2019年度より勤務間インターバル制度、在宅勤務制度を導入しました。労働時間の把握については管理職、裁量労働者なども含んだ全従業員を対象としています。細かな労務管理ができるように、勤怠管理システムを導入し、日々の時間外勤務の申請をフォローしています。また「心の健康診断」を年1回受診することで、各自がストレスの状況を把握し、メンタルヘルスの自己管理に役立てています。メンタルヘルス対策 リンテックグループでは、予防型EAP*1システムを導入しています。年1回の「心の健康診断」により、各自がストレスの状況を把握し自己管理に役立てるとともに、組織ごとの分析結果は経営層にフィードバックされ改善が図られます。2022年度は国内グループ全体で3,693人を対象に実施■■■■■

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