サステナビリティレポート2023
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*2 アルバイト勤務 : 週の所定労働時間が20時間未満の勤務。*1 ダイバーシティ : 個人や集団の間に存在しているさまざまな違い。新入社員研修のようす22リンテックグループでは、全ての従業員が社是「至誠と創造」の下、共に働いています。全従業員が平等に働きがいを持てるよう、人種、信条、性別、国籍、宗教、年齢、出身、身体的障がい、先住民、移民、性的指向、性自認などによるあらゆる差別的取り扱いをせず、従業員一人ひとりの多様性(ダイバーシティ*1)を尊重しています。今後もダイバーシティを促進し、全従業員が互いを認め合いながら成長し続けることを目指していきます。より詳しい情報はサステナビリティサイトへ検索リンテック 従業員とともに(人権・雇用)リンテックグループの考え人権尊重の労務管理と教育 リンテックグループでは、企業活動の根幹に「コンプライアンス」があると考えており、国内外の企業活動において「関連法規」ならびに「社会ルール」の遵守を徹底しています。これは従業員の採用や就労に関しても同様であり、不当な差別行為、児童労働、ハラスメントの禁止など、労働関連法規を遵守した労務管理を行っています。 リンテックでは、階層別研修プログラムに人権教育を取り入れています。2023年度の新入社員37人に対して「国連グローバル・コンパクトとCSR」に関する研修や、新任監督職・新任管理職研修においてもセクシャルハラスメント・パワーハラスメント研修を実施しています。ジョブリターン制度・キャリアリターン制度 リンテックでは2010年4月から「ジョブリターン制度」を導入しています。出産や家族の介護、配偶者の転勤など、さまざまな家庭の事情により自己都合で退職した従業員を即戦力として再雇用する制度です。これまでのエントリーは21名となり、その内3名が本制度を利用し再雇用となりました。また、多様な働き方の新たな取り組みとして、自己都合で退職し、キャリアアップした元従業員を会社が即戦力として再雇用する「キャリアリターン制度」を2022年10月に導入しました。高年齢者雇用 2022年度は、60歳到達者54人のうち47人をフルタイム勤務での再雇用、65歳到達者23人のうち3人をフルタイム勤務での再雇用、8人をアルバイト勤務*2で再雇用しました。 「高年齢者雇用安定法」が改正されたことに伴い、65歳から70歳まで再雇用を可能にするよう定年再雇用規程を改定しました。加えて、2023年度より、65歳定年制度を導入しました。長年培ってきた知識や技術を次世代につなげながら、さまざまな場で活躍しています。女性従業員の活躍推進 リンテックでは「女性活躍推進法 第2期」行動計画に基づき女性従業員の活躍推進に取り組み、2022年4月から2026年3月までの新たな目標として、「女性活躍推進法 第3期」行動計画を策定し、多様性の確保および拡大を今後も行っていきます。 具体的には、以下の4つを目標として掲げており、あるべき姿に向け着実な歩みを進めていきます。なお、男性育児休業取得率は2022年度末で目標値を上回りました。今後さらなる向上を目指します。①新卒採用(短大卒・大卒・院卒)における女性比率35%以上(計画期間中の平均値)にする②女性管理・監督職の人数を4年間で現状人数の20%増をめざす③働き続けやすい制度作りや運営、女性社員の継続的育成を行う④男性の育児休業取得率を2026年3月末に30%以上をめざす■■■■■

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