サステナビリティレポート2023
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●人権企業は、原則1 国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、原則2 自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである●労働企業は、原則3 結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持し、原則4 あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、原則5 児童労働の実効的な廃止を支持し、原則6 雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである●環境企業は、原則7 環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、原則8 環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、原則9 環境にやさしい技術の開発と普及を奨励すべきである●腐敗防止企業は、原則10 強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に    取り組むべきである環境委員会環境に関する方針の策定や施策の立案および遂行TCFD分科会社会・ガバナンス委員会社会・ガバナンスに関する方針の策定や施策の立案および遂行企業倫理分科会サステナビリティ委員会経営企画室中田 安一全社リスク管理委員会全社的なリスクと機会の把握および対応方針の策定 当社グループが参加しているグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)は、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みです。GCNJには14の分科会があり、会員企業・団体が主体となって、人権教育、環境、ESGなどの分科会活動を行っています。企業の実務者が他社の実践を学び、協働し、発信する「オープン・ソーシャル・イノベーション」の場となっています。リンテックからは私も含めて14人が各種分科会に参加しています。人権教育分科会では他社の実務者とともに特定テーマを1年かけて協議し、GCNJ会員はもとより会員外でも利用できる資料を作成するなどの活動をしています。サステナビリティ経営の基本方針の策定や施策の立案および検証サステナビリティ開示分科会社会的課題の解決に向けた新製品・新規事業の検討社会貢献分科会サステナビリティ委員会事務局(サステナビリティ推進室)SDGs委員会ダイバーシティ・働き方改革促進分科会09私のネクストステージ国連グローバル・コンパクト 国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティ イニシアチブです。リンテックグループは、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる下記10原則を支持し、実践します。サステナビリティ推進体制図 リンテックグループでは、全従業員が社是「至誠と創造」を根幹に置き、サステナビリティ推進活動を行っています。これを着実に進めるために、委員会および分科会の新設と再編を行いました。2023年4月現在、5委員会、5分科会で構成されています。

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