仕事紹介
入社動機
「世界の工場」から「世界の市場」へと変ぼうを遂げる中国に魅せられて、学生時代に上海に留学した経験があります。デザインやものづくりにも興味があり、中国市場に進出するメーカーに注目して就職活動をしているうちに、リンテックの説明会でみた、多岐にわたる製品群に関心を持ちました。広いジャンルで重要な役割を果たしており「こんな企業があったのか」と率直に驚き、入社を決意しました。

齋藤 悠吾
加工材事業部門 東京加工材営業部
2003年入社
経営学部環境デザイン学科卒業
※現在はLINTEC HI-TECH (TAIWAN), INC.で活躍中

営業
「はがす技術」を応用した工程紙で激動の世界市場を狙う

現在の仕事

合成皮革用工程紙と炭素繊維複合材料用工程紙の営業を担当

私は「合成皮革用工程紙」と「炭素繊維複合材料用工程紙」の営業を国内外向けに行っています。担当は、主に中国・台湾・ベトナムなど海外が中心。海外では現地に赴き、市場調査や展示会出展、ユーザーとの打ち合わせ、国内においては納期調整など工場との折衝を行っています。

この「合成皮革用工程紙」とは、製品の品質を左右する重要な加工材です。エンボス(型付)加工した工程紙の表面に樹脂を塗工し、はがすことで、合成皮革はさまざまな柄を再現できます。その繊細な意匠性(柄、ツヤなど)は、いわば“型紙”の役割を果たす工程紙の表面の質で決まります。剥離性能などの品質は当然ながら、特徴的なのはその意匠性において工程紙の販売量が左右されるところにあり、用途は靴やかばん、自動車用のシートなど多岐にわたります。この仕事の魅力は、お客様やデザイナー、技術者と話し合いながらデザインのパターンを決定していく創造的プロセスにあります。

また「炭素繊維複合材料用工程紙」は、ゴルフクラブやテニスラケットなどのスポーツ・レジャー分野、航空・宇宙分野など、幅広い用途で使用される炭素繊維(カーボンファイバー)成形品の加工工程で使用されます。成形しやすく、剥離適性や耐熱性、寸法安定性などに優れた機能を持っています。次世代航空機の機体にも、炭素繊維が多く使用されています。「炭素繊維複合材料用工程紙」は何といってもそのスケールの大きさと将来性が魅力です。

仕事エピソード

中国式ビジネスのスピード感に圧倒される

初めての海外出張は、入社1年目、広州でのユーザー企業の訪問および、展示会出展の仕事でした。留学経験から中国のことは多少知っているつもりでしたが、実際のビジネスの現場に立ってみると、考え方や意思決定のスピードの違いに大きな驚きと戸惑いを感じました。中国は、ウレタン系レザーの生産高は世界シェアトップですが、それを支えているのは、一つ一つの小さな会社です。意思決定に時間がかかる日本企業と違い、オーナーさんが即断即決で商談を進めるため、「すぐに製品を持ってきて」ということが少なくありません。こちら側の主張も通しつつ、お客様の要望に沿えるよう、いかに交渉できるかが営業としての腕の見せ所でした。また、中国の人は、会社と会社の付き合いより、人と人との付き合いに重点を置く傾向があります。その意味では、Face to Faceは重要です。それまでは、メールや電話のやり取りだけだったお客様と、現地で打ち合わせをすることで得られるものは想像以上に大きいと感じました。

リンテックには、中国語だけでなく、英語やほかの外国語を仕事で生かせる機会が多くあります。ただ、当然語学ができることは自分の強みになっていますが、語学はあくまでもツールの一つ。仕事を進めるに当たっては異なる文化や背景を持つ人と関係をつくりあげる能力や専門知識を磨くことの重要性を強く感じています。

将来は、既存の分野の拡大だけでなく、リンテックの技術を生かせるような新しい分野を探し出し、「○○といえばリンテックの齋藤」と言われるよう、世界に挑戦していきたいです。

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リンテック株式会社