“貼る力”で快適カーライフをサポート。

自動車に関わる粘着製品というと、定期点検シールやオリジナルデザインのステッカーなどがありますが、実は車内にも車外にも、意外な活躍シーンがたくさんあります。これから紹介する自動車用粘着製品を、皆さんは幾つ知っていますか?

ピカピカの新車の陰で
光るワザ

ドライバーであれば、誰もがときめく納車の日。傷一つなくピカピカのままその日を迎えるために、リンテックのある製品が活躍しています。それが新車のアルミホイールに貼られる保護フィルム。車が完成してから販売店へ納品されるまでの間、アルミホイールの傷やブレーキディスクのサビを防止するために貼られ、納品後はきれいに剥がせることが求められます。皆さんの目に触れる機会は少ないかもしれませんが、ピカピカの真新しい車をドライバーにお届けするために、リンテックの粘着フィルムが一役買っているのです。

新車の納品フロー図

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あなたの車にも!?
意外と多い
自動車用粘着製品

車はある意味、“貼られて”走っています。納車時に剥がされてしまうものばかりではなく、あなたの車には、たくさんのリンテック製品が貼られています。目につきやすいところでは、ストライプなど車のボディーを装飾するマーキングフィルムや、メタリック感などのデザイン性と日射調整効果、紫外線カット効果などの機能性を兼ね備えたウインドーフィルム。さらには、厚手のフィルムを抜き加工してつくるエンブレムや、エンジンルーム内に貼られる表示・警告ラベル。そのほかにも、下のイラストを見ていただければ分かるとおり、装飾や表示、保護といったさまざまな用途でリンテックの粘着製品が活躍しています。

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求められる性能は
貼られる場所によって
違う

車のいろいろなところに貼られている粘着製品ですが、その場所によって要求性能は大きく異なります。例えば、エンジンルーム内に貼られる場合は、高温環境下での接着性や、油、ガソリンなどへの耐性が求められます。また、マーキングフィルムやエンブレムとして車外に貼られる場合には、風雨や紫外線に負けないための耐候性が。アルミホイール用保護フィルムの場合には、新車を納品する前まではしっかりと貼られていて、納品後にはきれいに剥がせることが重要です。リンテックは、長年培ってきた技術と知見を生かして、粘着製品の活躍の場をさらに広げていきます。

性格いろいろ粘着3兄弟

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車の製造工程まで
変える“貼る力”の可能性

車の窓枠を思い浮かべてみてください。窓を大きく、美しく見せるため、黒色で縁取られているあの部分です。ここにも、リンテックの技術が生かされています。実は、窓枠の形をした着色フィルムが貼られているのです。窓枠にはもともと、溶剤を使用した黒塗装が施されていました。しかし、環境負荷の低減や生産効率の向上、色目の均一性保持のため、フィルムに変更できないかと考えたことがきっかけとなり、製品が開発されました。しかも、現場の作業員が簡単にきれいに貼りやすく、フィルムに空気が入ってしまっても、すぐに解消できるような特殊な加工をしています。“貼る力”は、車の製造工程までも変えたのです。

車の製造工程の比較

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