プラスチックの代替となる
水に濡れても破れにくい印刷用紙

12月の広告に掲載している「見せばやな プラの代はりの この一枚 濡れにぞ濡れし (やす)()られず」という和歌風のキャッチコピーには、「あなたに見せたいものです。プラスチックの代わりになるこの一枚は、水に濡れても簡単には破れないことを」という意味を込めています。当社では脱プラスチック需要の高まりを受けて、耐水強度に優れ、濡れても破れにくい印刷用紙「プラレスペーパーCoC」を提案しています。片面塗工タイプと非塗工タイプの2アイテムをラインアップしており、印刷適性を高めるためにコーティング加工した片面塗工タイプは、表面が滑らかで光沢感があり、色の再現性に優れているため、写真などの印刷に適しています。一方、非塗工タイプは各種印刷方式に対応し、汎用性が高いことが特徴です。いずれも適切に管理された森林から得た木材パルプによってつくられており、持続可能な森林資源の利用と保全に貢献する森林認証製品となっています。手提げ袋や地図、商品のタグや冷蔵・冷凍食品の包装といった用途に最適で、脱プラスチック需要にもお応えする1枚として幅広く展開しています。

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和歌講座

百人一首って?

百人の歌人の和歌を一首ずつ集めたものです。藤原定家の「小倉百人一首」が最もよく知られています。江戸時代以降、歌がるたとして広く浸透し、古典和歌の普及に役立ちました。
ちなみに広告に掲載している和歌風のキャッチコピーは、百人一首に収録されている歌を参考にしてつくっています。

参考にした和歌は?

12月は「見せばやな 雄島(をじま)のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変はらず」という和歌から発想しています。辛い恋で泣き続ける女性の心情を詠んだ一首です。