台風や地震で窓ガラスが割れても
飛散を低減する防災対策フィルム

9月の広告に掲載している「わが(いほ)の 窓に貼られし この一枚 ()を防災と 人はいふなり」という和歌風のキャッチコピーには、「私の家の窓に貼ったフィルムは、ガラスの飛散を低減するのでこれを防災と人は言うのだな」という意味を込めています。
9月1日は防災の日。この日を含む1週間が防災週間、そして9月は防災月間とされています。リンテックでは窓ガラスなどに貼ることによって万が一、台風や地震などでガラスが割れた場合でも、破片が飛び散るのを低減する防災対策フィルムを製造・販売しています。当社は台風や竜巻などにより発生した飛来物が窓ガラスに衝突した際、飛来物の貫通や割れたガラスが室内に飛び散るのを防ぐ防災対策フィルムの評価試験や、地震が発生した際に想定されるひずみによるガラスの飛散状況を調べる実験を行い、JIS規格*の制定にも携わるなど、長年にわたって飛散防止対策性能の向上に努めてきました。そのほかにも、日射熱を遮ることにより冷房効率を高め、省エネルギーに貢献する製品のほか、室内外からの視界を遮る目隠し効果のある製品、工場などで飛翔昆虫を低減させる防虫効果のある製品など、さまざまな機能を付与した窓ガラス用フィルムをラインアップしています。これまで培ってきたノウハウや豊富な実績が当社製品の信頼性につながっています。
*JIS規格:Japanese Industrial Standards(日本産業規格)。産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格

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和歌講座

百人一首って?

百人の歌人の和歌を一首ずつ集めたものです。藤原定家の「小倉百人一首」が最もよく知られています。江戸時代以降、歌がるたとして広く浸透し、古典和歌の普及に役立ちました。
ちなみに広告に掲載している和歌風のキャッチコピーは、百人一首に収録されている歌を参考にしてつくっています。

参考にした和歌は?

9月は「わが(いほ)は 都の辰巳(たつみ) しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり」という和歌から発想しています。世俗を捨てて静かに暮らす、出家者の穏やかな気持ちを詠んだ歌です。