お弁当容器などの脱プラを促進する
水や油が染みにくい耐油耐水紙

8月の広告に掲載している「これやこの 水も油も 染みにくく 食にもエコにも 合ふ この一枚」という和歌風のキャッチコピーには、「水や油が染み出しにくい当社の耐油耐水紙は、プラスチック製のお弁当容器などの代替となり、環境配慮ニーズにお応えします」という意味を込めています。
当社はコンビニエンスストアやファストフード店で販売されている揚げ物などを入れたり、包んだりする耐油耐水紙の豊富な採用実績があり、食品包装市場での優位性を高めてきました。近年、コンビニ業界においては環境配慮の観点からプラスチック製のお弁当容器を紙製に切り替える動きが出てきています。これを受けて当社では、これまで培ってきた特殊紙製造技術を生かした厚物タイプの耐油耐水紙の拡販に注力しています。お弁当容器などの各種食品容器に使用した際の水や油の染み出しを抑えるといった機能性はもちろん、脱プラスチック・減プラスチック需要にお応えする環境配慮製品として提案を強化しています。

もっと学ぼう!
和歌講座

百人一首って?

百人の歌人の和歌を一首ずつ集めたものです。藤原定家の「小倉百人一首」が最もよく知られています。江戸時代以降、歌がるたとして広く浸透し、古典和歌の普及に役立ちました。
ちなみに広告に掲載している和歌風のキャッチコピーは、百人一首に収録されている歌を参考にしてつくっています。

参考にした和歌は?

8月は「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂(おうさか)の関」という和歌から発想しています。現在の京都府と滋賀県の県境にあった「逢坂の関」という関所を舞台に、人生の出会いと別れのはかなさを詠んだ歌です。