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お客様のために

CS(お客様満足)向上のために

ワンストップ開発の推進

特許出願数 1,951人

リンテックでは、お客様のニーズに迅速に対応するため、製品設計と量産化検討を同時進行させる「ワンストップ開発」に取り組んでいます。その基盤となるのが、2015年に本格稼働した研究開発本部の先端技術棟です。棟内の塗工設備を有効活用することにより、工場での試作前に量産プロセスの検証が可能となりました。また、精密分析技術の確立とシミュレーション技術の活用により、今後、さらなる新製品開発のスピードアップが期待されます。

先端技術棟の各フロアにはミーティングコーナーを配置し、研究員同士が活発に意見交換できる環境を整えています。

先端技術棟

先端技術棟

大型テスト塗工設備

大型テスト塗工設備

SDGs*を取り入れた事業創出ワークショップ

ワークショップのようす

ワークショップのようす

リンテックグループでは、社会課題やステークホルダーの期待に対し、事業を通じて応えることが「攻めのCSR」の実践だと考えています。リンテックのCSRの根幹である社是「至誠と創造」の精神を発揮し、価値創造へつなげるために、若手・中堅の従業員を中心としたイノベーション創出のワークショップを、前年に引き続き2016年も開催しました。

今回で第2回を迎えるワークショップでは、世界的にも取り組みが始められている「持続可能な開発目標(SDGs)」を、課題設定のベースとして利用しました。参加者30人は約半年をかけ、このSDGsに対しリンテックグループが事業を通じてどのように解決を図ることができるかについて議論を重ね、ビジネス構想を企画しました。最終回では会長、社長含む経営層に、参加メンバーが直接プレゼンテーションを行いました。

  • SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2015年9月に国連で採択された、17の目標と169のターゲットで構成。
多田 博之 氏

ジャパン・フォー・サステナビリティ
多田 博之 氏

企業価値の本質的な向上につながるワークショップ

「CSRを原動力にしてイノベーションを起こし、社会的課題の解決を図る」という高い理念の下に、2年にわたりワークショップが行われました。コンプライアンス偏重型に陥りがちな日本企業のCSR。駆動エンジンがないがゆえに掛け声だけにとどまりがちなイノベーション活動。これらの弱点を一挙に解決しようという野心的な試みは、今後SDGsを基軸としつつ進化、発展させていくことで、企業価値の本質的な向上につながることを信じてやみません。

製品の情報開示

お客様に安心して製品を使っていただけるように、リンテックグループではさまざまな方法で製品情報の開示を行っています。安全データシート(SDS)の発行や化学物質調査の回答もそれらの一環です。幅広い分野で使用されている当社製品に求められる情報は多岐にわたり、それらを分かりやすい情報として提供 することがCS向上につながると考えています。例えば粘着製品では、品種ごとに特徴や構成、物性データなどを記載した技術資料を準備しています。これからも喜んでいただけるリンテック製品を目指して、さまざまな取り組みを進めていきます。

品質事故の予防と教育

品質教育講座受講者数 延べ1,951人
  • 対象範囲: 国内グループ会社

リンテックグループでは、お客様からの品質に対する要求に応えるために、従業員一人ひとりが品質重視への意識を高め、理解を深めることが重要と捉えています。こうした考え方の下、全従業員を対象としたe-ラーニングや社内講習などを実施しています。

2016年度は、規格改定に伴うISO9001:2015に関する教育やFMEA(故障モード影響解析)の教育を行いました。FMEAは、製品の潜在的な故障リスクを、その設計プロセスから洗い出して事前に処置を施し、トラブルの未然防止を図る手法です。FMEAの手法習得をはじめ、さまざまな品質教育を実施することにより、品質事故の防止に努めています。

また、国内拠点で構築・運用しているクレーム管理システムを海外拠点にも展開し、情報を共有しています。

品質事故件数比率
品質事故件数比率
  • ※1国内グループ会社における品質事故件数比率です。
  • ※22003年度の件数を100%とした比率です。